エクセルソフト(株)は5月26日、PDFアプリケーション開発コンポーネントBCL easyPDF SDK 6.2の販売を開始した。BCL easyPDF SDKはさまざまなプログラミング言語を使ってPDF文書の生成、編集を行うアプリケーションを簡単に構築できるプログラミングツールキット。
BCL easyPDF SDKはさまざまなアプリケーションからPDFを作成、編集(結合、回転、削除、分割、PDFの暗号化など)が可能なCOM オブジェクト。ミッションクリティカルなPDFサーバアプリケーションやデスクトップ アプリケーションの実装に最適とのこと。
新バージョンBCL easyPDF SDK 6.2ではPDF Printer API(PDF出力)にWordPrintJobExが新たに追加。Windows Vista以降で、MS WordのネイティブPDF出力機能によりWord文書をPDFに変換することが可能となった。またUnicodeファイル名(日本語、中国語、韓国語など)を完全サポート。PDFファイル操作を行うPDF Processor API、PDFフォームデータの挿入や抽出を行うPDF Document APIに含まれるすべての関数でUnicode (日本語、中国語、韓国語など) のPDFファイル名を扱うことができる。さらにPDF Processor APIに含まれるPDFProcessorHandleクラスにより、セキュリティ設定されたPDFをインメモリで暗号化(セキュリティ設定)および復号化(パスワード解除)することが可能になっている。
動作環境は以下の通り。
OS |
Windows 2000(SP3またはそれ以上)
Windows XP、Vista、7、Server 2003、Server 2008(32/64ビット) |
開発言語 |
Visual Basic 6.0/Visual C++ 6.0
Visual Basic .NET/Visual C# .NET/Visual C++ .NET
VBScript、ASP/ASP.NET
Java SDK 1.6.0_02またはそれ以上
PHP、ColdFusion、Perl、Python(PythonWinが必要)
その他COM/ActiveX/OLEをサポートする言語 |
価格と製品ラインナップは以下の通り。
製品名 | 税込価格 |
BCL easyPDF SDK開発ライセンス | 68,250円 |
BCL easyPDF SDK配布ライセンス(デスクトップ) | 11,340円 |
BCL easyPDF SDK配布ライセンス(社内サーバ) | 341,250円 |
BCL easyPDF SDK配布ライセンス(Webサーバ) | 450,345円 |
- BCL easyPDF SDK
- URL:http://www.xlsoft.com/jp/products/bcl_tech/easypdfsdk.html
- エクセルソフト(株)
- URL:http://www.xlsoft.com/jp