日本ストラタステクノロジー(株)は6月22日、中小規模のシステムや分散システム等のアプリケーション稼動環境をデータ喪失や損傷から防護し、ビジネスを中断させることなくアプリケーションが稼動し続けることを可能にした高信頼性化仮想化プラットフォーム「Stratus Avance ソフトウェア version 2.0」の販売開始を発表した。Avance ソフトウェア2.0のシステム当たり(IAサーバ2台)の標準価格は98万円(税抜き)で、1年間の保守サポートを含め提供する。日本国内においてはAvanceソフトウェアの販売パートナーであるシーティーシー・エスピー(株)より購入できる。
Avanceソフトウェアはサーバのハードウェア・コンポーネントの稼動状況を24時間監視し、異常や障害予兆の検知と問題への対応を自動的に実行する「自律連続稼動機能」を備えている。さらにシステム操作においては、Webベースの管理コンソールからリモートで物理サーバ、仮想サーバ、ネットワークインターフェースなどの監視・管理が可能。
Avanceソフトウェア 2.0の新機能は以下のとおり。
- プロビジョニング:リストア/
インポート、 バックアップ/ エクスポート、 P2V、 V2V等 - ダッシュボード:システムのヘルスチェックと問題/
アラート/ 解決策ガイドラインの可視化 - 無停電電源装置
(UPS) サポート:停電時のシステム稼動や自動シャットダウン、 データ保全等 - ヘルプ機能の拡充:管理コンソール内のヘルプ、
サポートガイド機能を拡張強化 - RAID構成選択肢の拡張
なお、7月16日(金)にザ・リッツ・カールトンホテル東京にて開催される、デル(株)主催の「Dell Efficient Enterprise Tour」に、シーティーシー・エスピーと共同出展し、Avanceソフトウェアを活用したハイアベイラビリティ・ソリューションの紹介およびデモを行う予定。
- 日本ストラタステクノロジー
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