Flash用フレームワークの「Progression」に関するサービスなどを展開しているCLOQUE.は、Flashで制作されたファイルをHTML5形式のHTMLファイルに変換することができる、「FL2HTML5(仮)」の技術開発に成功したと発表した。
FlashサイトはFlash Playerのある環境でのみ閲覧可能だが、「FL2HTML5(仮)」を利用してHTML5に変換することで、Flash PlayerのないiPhoneやiPadなどの環境でもFlashサイトの構成が再現されたサイトを閲覧することが可能になる。本技術を使用した変換サービスなどは、10月中を目標としてリリース予定とのこと。
Flashサイトと、「FL2HTML5(仮)」を利用して再現されたHTMLサイトの比較は以下の動画から確認できる。Flashサイトを解析し、そのサイトの画面構成やボタン、リンクなどをHTML5形式のHTMLファイルと画像ファイルにて再現する。
なお、Flash特有のインタラクティブな画面の動きなどは再現されない。また、再現可能な対象FlashサイトはProgressionを使用した上で、基本的な作成方法を順守しているサイトに限るとのこと。
Progressionが利用されたFlashサイトは2,000件を超えるため、注目される技術になると思われる。
- 株式会社CLOQUE.
- URL:http://cloque.jp/