(株)クララオンラインは6月16日、同社がアジア各地域で展開するアジアクラウドサービスの第一弾として、「SolaCloud」の提供を開始した。同社は現在、日本・シンガポール・中国・台湾・マレーシアでインターネットインフラサービスを提供している。
「SolaCloud」 は、80通り以上のサーバリソースのバリエーションを実現したほか、豊富なオプションサービスを選ぶことができる。CPUコア数やメモリなどのサーバリソースはユーザ別に占有できるよう確保しているため、クラウドサービスでありながら専用サーバに近い自由度と安定度で利用可能。 また、複数のロケーションを持つサービスとして、企業の節電対策・電力シフトやディザスタリカバリ・データバックアップなどの用途にも対応できる。
同サービスは、東京データセンターでの提供を皮切りに、名古屋や台湾などアジア各地のデータセンターも自由に選択可能となる予定。日本のビジネス習慣に合わせるため、書面による申込手続の廃止、請求書の発行にも対応する。
このほかの特徴は以下の通り。
- サーバの開通は申し込み/入金確認の翌営業日
- すぐにサービスをスタートできるパッケージ構成としてPlesk版(オプション)、LAMP環境版、Webmin版を用意
- IPアドレスを1サーバあたり最大で計16個まで利用可能(複数アドレスはオプション)
- サーバ再起動、仮想環境・サーバ機器・ネットワーク機器の障害に対応
オプションでOS、プリインストールされたアプリケーションを含めてサポートするメニューも用意されている。
料金は初期費用0円、月額費用10,500円から(いずれも税込み)。
- SolaCloud
- URL:http://www.clara.jp/service/solacloud/
- (株)クララオンライン
- URL:http://www.clara.co.jp/