グレープシティ( 株) はMicrosoft Word やHTMLで作成したソース文書からヘルプドキュメントを生成するソフトウェア「Doc-To-Help 9.0J(ドックトゥ ヘルプ) 」を9月1日に発売する。
Doc-To-Help簡単な操作でWord文書やリッチテキスト、HTML等のソースファイルから目次機能や検索機能などを備えた本格的なヘルプドキュメントを自動生成できるヘルプオーサリングツール。Word文書の段落に「スタイル」を設定してビルドするだけで、目次やキーワードを備えた見栄えのよいヘルプを自動生成する。
生成できるドキュメントはWinHelpのほか、HTML Help、NetHelp、Microsoft Help 2.0、JavaHelp、印刷マニュアル(Microsoft Word文書、PDF) 、Microsoft Help Viewer 1.0/1.1の7種類をサポート。ヘルプの更新はMicrosoft WordやDoc-To-Helpに付属の専用エディタでソース文書を修正して再生成するだけで可能。
新バージョン9.0J では、Word 2007以降で生成されるdocx形式に対応し、XMLドキュメントをソースとすることができるようになったほか、ユーザインタフェースを使いやすく一新し、グラフィカルなXHTMLエディタが付属、PDFの生成や、Flash動画の挿入も可能となった。
さらに、VBやC#で開発したソフトウェアのクラス構造とソースコード内のコメントから、MSDN形式のヘルプリファレンスを生成することが可能になった。Visual Studioで開発したアセンブリとXMLコメントファイルを指定して、Doc-To-Helpでコンパイルすると、Sandcastle(Microsoftのドキュメントコンパイラ)を呼び出しリファレンスヘルプを自動生成する。
詳しい機能については同製品のWebページ にて機能紹介ビデオが公開されている。
価格は、Enterpriseエディションが1ライセンス価格168,000円(税込) 、扱えるソース文書をWord形式に限定したエディションfor Wordは1ライセンス126,000円(税込) 。
Doc-To-Help 9.0J
URL:http://www.grapecity.com/tools/products/doctohelp9/