技術評論社は8月29日、電子出版サービス「Gihyo Digital Publishing(GDP)」を開始した。
WEB技術にこだわった電子出版サービス
GDPは、技術評論社がこれまで取り組んできた専用アプリケーション向けの電子出版に加えて、新たにWEBをベースでいつでもどこでも手軽に読める、魅力的かつ実用的なコンテンツを提供することを目的に開発された。サービス構築のうえでこだわったのは、WEBの技術を使い切ること。ブラウザで快適に読み進むことができるWEB形式や、実用化が急速に進むEPUB形式のコンテンツ提供を中心に展開していく。
プロジェクトを指揮する技術評論社 クロスメディア事業部 馮富久のメッセージ
──“電子出版元年”と言われた2010年を承け、2011年は電子出版の2年目と位置付けられています。その過程で見えてきた“イマドキ”の電子出版のメリット・デメリットをふまえ、『出版社が考える、読者のための電子出版サービス』としてGDPをスタートさせました。私たちは、今後の電子出版市場のさらなる拡充に寄与できるよう、質の高い、技術評論社ならではのコンテンツを提供していきます。
同日発表した『Facebookアプリケーション開発徹底入門』(有償:1,000円)、『Cプログラミング入門』(無償)のコンテンツを皮切りに、2011年度内は1~2冊/月のオリジナルコンテンツを提供していく予定。2012年度にはさらにコンテンツの拡充が予定されている。また合わせて、既刊書・既刊誌を中心にPDF形式のデータ販売も順次行っていく予定。
- Gihyo Digital Publishing
- URL:http://gihyo.jp/dp