2012年7月17日(米国時間7月16日) 、Microsoftは次期Microsoft Officeのカスタマープレビューを公開した。
次期Officeカスタマープレビュー
http://www.office.com/preview
主な特徴は次のとおり。
Windows 8への最適化
クラウド対応
ソーシャル機能
柔軟なIT管理
Windows 8への最適化では、タッチ操作やデジタルペンを利用したインク機能の実装、OneNoteやLyncなど、Windows 8に最適化されたアプリケーションとして提供される。この他、フル機能のデスクトップ版が、先日リリースされたMicrosoft Surface などのARMベースのWindows 8に含まれる。
Excelのクイック分析レンズ
PowerPointの発表者ツール
OneNoteのリングメニュー
クラウド対応に関しては、SkyDriveの利用、ローミングによるマルチデバイスからのアクセス対応、サブスクリプションサービスによる提供などが用意される。
さらに、SharePointによる人と情報の連携、Skypeとの連携といったソーシャル面の機能強化が行われる。また、先日同社が買収を発表したYammerによる企業向けソーシャルネットワークは現時点でSharePointやDynamicsとの統合機能が提供されている。
この他、従来のバージョンから継続して取り組まれているように、情報保護やコンプライアンス対応など、ビジネスユースを意識した設計となっている。
日本で提供されるのは、
Office Professional 2013プレビュー
Office 365 Small Business Premiumプレビュー
Office 365 ProPlusプレビュー
Office 365 Enterpriseプレビュー
の4種類で、現時点ではOffice 365 Home Preimumに関しては日本での提供は予定されていない。また、カスタマープレビューで用意される言語体系は、日本語の他、英語、スペイン語となっている。
正式なサービスや製品の完全なラインナップ、価格体系については今秋発表予定とのこと。