Appleは2014年9月9日(米国時間)、「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」、そして、新製品「Apple Watch」を発表した。
ディスプレイサイズが大きくなった6/6 Plus
新バージョンとなったiPhoneは、ディスプレイサイズが4.7インチの「iPhone 6」と5.5インチの「iPhone 6 Plus」の2種類が発表された。搭載されるチップはA8、最新のiOS 8(後述)がインストールされる。
その他、
- NFC対応
- キャリアアグリゲーションの実装
- VoLTE対応
- 決済機能「Apple Pay」(日本対応については未発表)
などさまざまな新機能実装や機能向上がなされている。
日本では9月12日からオンラインストアでの予約受付を開始、9月19日から発売開始となる。価格はiPhone 6が6万7,800円(16Gバイト)~、iPhone 6 Plusが7万9,800円(16Gバイト)~、本体のカラーは、シルバー、ゴールド、スペースグレイの3タイプ。
スマートウォッチ市場へ参入、全18モデルのApple Watch発表
iPhoneのアップデートに加えて、今回、新たに「Apple Watch」が発表された。これは、すでにAndroid搭載のものは多数発表されているスマートウォッチと呼ばれるもので、腕時計型の新形デバイスとなる。
時計としての機能に加えて、メッセージやメール、通話などのコミュニケーション機能、「スケッチ」と呼ばれる描画ツールなどのいわゆるコンピュータやスマートフォンに含まれる機能に加えて、「ハートビート」と呼ばれる心拍数計測機能や「ムーブ」と呼ばれる一日の消費カロリー目標を計測する機能、「エクササイズ」と呼ばれる日々の運動量記録機能など、腕時計という形を活かした、さまざまなヘルスケア機能が実装されるのが特徴。
バンドは全部で18種類用意され、TPOに合わせた使用が可能となる。
発売は2015年初頭、349ドル~の予定となっている。
すでに発表されていたiOS 8の提供は9月17日から
6月のWWDCですでに発表されていた新OS「iOS8」の提供は9月17日からとなった。対象はiPhone 4S以降、前述のiPhone 6/6 PlusやApple Watchにはプレインストールされる。
この他、サプライズとしてU2の最新アルバムが全世界のiTunesユーザに無料提供された。