SRA OSS, PostgreSQL 9.4に対応した「PowerGres V9.4」発売、管理ツールがWebベースに

SRA OSS, Inc.日本支社は1月29日、オープンソースDBMSであるPostgreSQL互換で簡単なインストールと使いやすさを追求したやサポートを提供する「PowerGres」の新バージョン「PowerGres V9.4」を発表、1月30日に発売した。さまざまな製品構成をもつPowerGresファミリのうち、今回販売を開始するのはPowerGres on Linux、PowerGres on Windowsの2製品。いずれも2014年12月にリリースされたPostgreSQL 9.4の完全互換製品となっている。

最大の特長は、同梱するオリジナルの管理ツール「PowerGres Administration Tool」のリニューアル。これまでのクライアントアプリケーションからWebアプリケーションに変更されし、リモートホスト上のデータベースでも OS にログインすることなくWebブラウザを使って管理できる。これにより、仮想環境やクラウド環境でより快適に利用できるとのこと。

Webアプリとなった管理ツール「PowerGres Administration Tool」の表示
Webアプリとなった管理ツール「PowerGres Administration Tool」の表示

そのほか、バイナリ形式のJSONデータ型のサポート、外部データラッパの書き込みに対応、インデックスのみを参照したデータスキャン、カスケーディングレプリケーションへの対応などが新機能として利用できる。

価格(税抜き)はPowerGres on Linux V9.4、Windows V9.4とも48,000円、サポート価格は1年契約が8万円、5年契約が36万円など。詳しくは製品サイトを参照。

PowerGres
URL:http://powergres.sraoss.co.jp/

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