シックス・アパート株式会社は2015年10月8日、同社が開発するCMSプラットフォーム「Movable Type」の最新版「Movable Type 6.2」をリリースした。10月8日は今から14年前、Movable Typeが発表された記念日でもある。
3つの新機能
今回のアップデートでは大きく3つの新機能が追加実装されている。
マルチアップロード
画像データなど、複数のファイルが一括してアップロードできるようになった。また、ドラッグ&ドロップにも対応している。
イメージエディタ
Movable Typeで管理している画像を編集できるイメージエディタが追加実装された。回転・リサイズ・トリミングなどの編集、GPSロケーションや撮影時間などのExif・メタデータの削除が行える。
Data API 3.0
Data APIの認証方法が、ユーザの「ログインパスワード」から「Webサービスパスワード」に変更され、セキュリティが向上した。さらに、listEntriesなど、リスト取得用エンドポイントの絞り込み条件に日付が追加されている。
その他、追加された機能の詳細はリリースノートを参照のこと。
表 製品ラインナップと価格
ソフトウェア |
Movable Type 6.2 | 9万円(税抜) |
Movable Type 6.2 モバイルパック | 15万円(税抜) |
Movable Type 6.2 ワークフローパック | 13万円(税抜) |
Movable Type Advanced 無制限ユーザー・無制限サーバー | 180万円(税抜) |
Movable Type Advanced アカデミックライセンス | 96万円(税抜) |
クラウド |
Movable Type クラウド版 | 月額 5,000円(税抜)~ |
アマゾンウェブサービス(AWS) EC2用AMI |
Movable Type for AWS | 0.07ドル/時間 499ドル/年 |
※AWSの無料利用枠に対応し、t1.micro、t2.microインスタンス向けに一部の製品を無料で提供している。