SRA OSS、透過的データ暗号化 (TDE) 機能を搭載したPowerGres Plus V9.4を発売

12月24日、SRA OSS, Inc. 日本支社は、オープンソースデータベースのPostgreSQLにセキュリティ機能等を追加した「PowerGres Plus」の最新版、⁠PowerGres Plus V9.4」の販売を開始した。

PowerGresは、PostgreSQLをより使いやすくし、サポートも提供するSRA OSS開発・販売によるデータベース製品。シングル構成、レプリケーション構成、HA構成など、さまざまなラインアップで提供されている。中でも「PowerGres Plus」は、富士通⁠株⁠との協力でPostgreSQLにはない機能を補完する機能的ハイエンドの製品の位置づけとなっている。

今回発表の「PowerGres Plus V9.4」は、透過的データ暗号化 (TDE) を中心とした機能拡張が大きな特徴となっている。AESを用いて、データベースに格納するデータやバックアップデータ、トランザクションログ、一時ファイルを暗号化でき、データは自動的に暗号化、復号されるため、アプリケーションが暗号化を意識する必要はない。

またPoewerGres共通のWebベースの管理ツールが付属。初期設定、起動・停止、パラメータ設定、メンテナンス作業、バックアップ・リストア、レプリケーション管理、統計情報のモニタリングなどの運用を楽に行うことができる。

価格は、ビジネスタイムのサポート付きと「プレミアム」という24時間365日のサポート付属のタイプに分かれ、1CPU/1サーバ初年度サポート込みばビジネスタイム228,000円、プレミアムが478,000円~⁠いずれも税抜き⁠⁠。

PowerGres Plus V9.4
URL:http://powergres.sraoss.co.jp/s/ja/product/PlusV94.php

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