グレープシティ、Windows用画像処理コンポーネント「LEADTOOLS」最新バージョン「LEADTOOLS 19.0J」4/8に発売

グレープシティ⁠株⁠は高度な画像処理を行うコンポーネント「LEADTOOLS」の最新バージョン「LEADTOOLS 19.0J」を2016年4月8日(金)に発売する。

LEADTOOLSはスキャナやFAXなどと連携する企業内システムや医療向け画像診断システムといった、画像を扱うさまざまなシステムで利用できるWinndows用画像処理コンポーネント。豊富な画像処理と統一されたクラス構造、Visual Studioで使えるという特徴を持つ。

新バージョンではMicrosoft Office系のドキュメントやPDFなどをSVGで表示できる新しいドキュメントビューワの追加やドキュメントのクリーンナップ機能を強化、Windows 10やVisual Studio 2015にも対応した。

また製品構成を一新、これまでは画像処理や文書処理のコアとなるライブラリのみを製品とし、PDFやバーコード、OCRといった機能はプラグインとして別売していたが、19.0Jでは用途に合わせ、3つの製品ファミリーからなる製品体系となった。

LEADTOOLS 19.0Jの製品構成は以下の通り。

ファミリー名 収録エディション 概要
Imaging Proファミリー Imaging Pro 画像処理機能と画像ビューワ
Barcode Pro Imaging Proに加え、バーコードの読み書き
PDF Pro Imaging Proに加え、PDFの読み書き
Pro Suite 上記すべての機能に加え、HTML5対応のJavaScript画像ビューワ
Document Imagingファミリー Document Imaging Imaging Proに加えドキュメントビューワとコンバータ、バーコードの読み書き、PDFの読み書き
Recognition Imaging 上記に加え、OCR認識、マーク認識
Document Imaging Suite 上記に加え、HTML5対応のJavaScriptドキュメントビューワ
Medical Imagingファミリー Medical Imaging 画像処理機能と画像ビューワ、ドキュメントビューワとコンバータ、DICOM、バーコードの読み書き、PDFの読み書き
PACS Imaging 上記に加え、PACS、HL7
Medical Imaging Suite 上記に加え、HTML5対応のJavaScript DICOMビューワ

LEADTOOLS 19.0Jのライセンスは、2台までインストール可の開発者ライセンスと開発したアプリケーションを配布する際に必要な配布ライセンスの2種類がある。この他19.0Jから年間保守サービスも開始される。また、旧バージョンのライセンスをもつユーザはアップグレード価格で利用できる。

LEADTOOLS
http://leadtools.grapecity.com/

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