ティントリジャパン、Tintri VMstore T5000の本体容量を4倍に増強。さらに10ペタバイトまで拡張可能なオールフラッシュストレージを発表

ティントリジャパンは2016年6月6日、同社の仮想化専用ストレージのオールフラッシュシリーズ「Tintri VMstore T5000」に3次元NAND型フラッシュを採用し、従来モデルの4倍の本体容量を実現し、さらに、スケールアウトソフトウェア「VMスケールアウト」を利用することで、10ペタバイトまで拡張可能な新アーキテクチャを発表した。

発表会の冒頭で挨拶をするティントリジャパン合同会社職務執行者社長河野通明氏。⁠この6月で日本法人設立から丸4年。第2世代の製品の完成度が高まってきた」と、これまでのティントリジャパンの取り組みと現状を述べ、新製品の説明へとつなげた
発表会の冒頭で挨拶をするティントリジャパン合同会社職務執行者社長河野通明氏。「この6月で日本法人設立から丸4年。第2世代の製品の完成度が高まってきた」と、これまでのティントリジャパンの取り組みと現状を述べ、新製品の説明へとつなげた

最初のプレゼンターを務めた同社職務執行者社長河野通明氏は現在、IT部門が求めていることとして、システムの

  • 見える化
  • パフォーマンス
  • クラウド的アプローチ

の3点を挙げ、ティントリジャパンはそれに対する1つの解として、VMを自動最適化、高性能かつ安定したストレージを提供してきたとコメントした。そして、今回の発表内容はとくにクラウド的アプローチの部分に特化しているとし、次のプレゼンターである技術本部SEマネージャー東一欣氏に引き継いだ。

今回発表した新ソリューションについて、技術的解説を行った技術本部SEマネージャー東一欣氏
今回発表した新ソリューションについて、技術的解説を行った技術本部SEマネージャー東一欣氏

今回発表したのは、すでに販売しているオールフラッシュシリーズ「Tintri VMstore T5000」に3時限NAND型フラッシュを採用したモデル。各3種類の容量帯、計9モデルが用意された。

加えて、今回の目玉として、仮想マシンを適切な筐体に分散させるソフトウェア「VMスケールアウト」について説明を行った。

VMスケールウェアを使うことで、17テラバイト~10ペタバイト(32台までスケールアウト)の容量を実現できるようになった。

Tintri VMstore T5000は、T5040が2,300万円~、T5060が3,900万円~、T5080が5,900万円~⁠いずれも参考価格、税抜⁠⁠。

VMスケールアウトは、Tintri Global Centerアドバンスドの1機能として実装されており、参考価格は360万円~⁠税抜⁠⁠。

詳細は以下ページを参照のこと。

ティントリジャパンプレスリリース
URL:http://tintri.co.jp/news/press-releases/4-10

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