(株)ソラコムは、同社のIoT通信プラットフォーム「SORACOM」を、LPWA(Low Power Wide Area)通信の一種であるLoRaWANに対応させたサービス「SORACOM Air for LoRaWAN」を開始、SORACOMの提供するIoT向けデータ通信やIoT向けクラウドサービスで2月7日(火)よりLoRaWANが利用可能となった。
LoRaデバイスから得られたデータはLoRaゲートウェイを経由し、クラウド上の「SORACOM LoRaネットワークサーバー」を通じてSORACOMプラットフォームに送信される。その上で、データ転送支援サービス「SORACOM Beam」で任意のネットワークにデータを送ったり、クラウドリソースアダプタ「SORACOM Funnel」を用いて、クラウドサービスとの連携を行うことが可能。さらに今回の発表とあわせて、2016年にスタートしたデータ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest」もSORACOM Air for LoRaWANに対応した。SORACOM Harvestを使ってLoRaデバイスからのデータの収集と可視化をコンソール上だけで簡単に実現できる。
「SORACOM Air for LoRaWAN」の料金体系は以下の通り。
LoRaゲートウェイ(所有モデル)
初期費用(購入費用)69,800円
月額利用料金
1台目 39,800円
2台目以降 29,800円
月額利用料にはゲートウェイのセルラー通信料(全額)、「SORACOM Air for LoRaWAN」利用料(全額)が含まれるほか、「SORACOM」のサービスSORACOM Beam/Funnel/Harvestを上記月額利用料と同額分使用できる。