株式会社ビーブレイクシステムズは2017年4月14日、同社が提供するクラウドERP「MA-EYES」に、新機能として「36協定状況一覧」機能を追加実装した。
36協定とは、正式には「時間外・休日労働に関する協定届」と呼び、労働基準法第36条が根拠になっていることからその名称が付いている。同条項には「一定期間における延長の限度時間(月の時間外・休日労働時間)は、1ヵ月45時間を超えると、健康障害のリスクが徐々に高まり、100時間または2~6ヵ月平均で月80時間を超えると健康障害のリスクが高まる」としており、従業員の勤務時間に対して、雇用主である企業が超過勤務にならないよう、業務全般の監督・管理を求めることを推奨したもの。
今回、MA-EYESに追加実装された「36協定状況一覧機能」により、ユーザ単位で月別の残業時間(超過時間)や対象期間の超過累計時間や超過回数、設定した条件を超えた労働が発生した場合にアラート表示させることができるようになった。これにより、企業側で36協定違反を未然に防ぐことができ、過重労働に対する対策をたてることができるようになる。
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