インフォテリア株式会社は2017年7月18日、同社が開発するモバイルコンテンツ管理サービス「Handbook」の最新版バージョン5を、2017年8月30日から販売開始することを発表した。
最新技術を採用し、さまざまな利用シーンを想定した新機能
バージョン5の新機能は以下のとおり。
組織外コンテンツ配信/画面同期
セミナーやイベント会場において、不特定多数に向けた講演資料やカタログ配布に柔軟に対応したほか、コンテンツ以外にマスターデータ利用者(例:講演者)の画面操作の共有なども行えるようになった(いずれも現在開発中で今週実装予定)。
シナリオプレイ機能
コンテンツを指定して、タブレットで自動再生が可能となった。たとえば、店舗にHandbookを導入したデバイス(タブレット)を設置することにより、簡易版デジタルサイネージを実現できる。
Split View&マルチタスク
2つのアプリケーションを同時に使用できるSplit View&マルチタスクが実装された。これにより、リモートでの接続において、コンテンツを利用しながらコミュニケーションが図れる。
360度画像・動画再生
昨今、特に注目を集めているVRなどでも活用されている360度画像・動画再生に対応した。たとえば不動産や観光業での空間商材の紹介などにおいて、よりリッチなコンテンツによるプレゼンテーションが行える。
WindowsおよびHoloLens対応
これまでのiOS/Androidに加えて、Windows 10およびHoloLensへの対応が発表された。また、iOSについては今週リリース予定のiOS11について、リリース後60日以内に対応予定とのこと。
以上のように、各種最新技術の採用、その先にある多様化する利用者・利用シーンへの対応を実現する。
価格は下表のとおり。
- Handbook
- http://handbook.jp/