グレープシティ(株)は、Webアプリケーションでのさまざまな入力に対応したHTML5/JavaScript開発ライブラリ「InputManJS」を2018年2月14日に発売する。 「InputManJS」は、同社がWindows用開発コンポーネントとして販売してきた「InputMan」の機能をJavaScriptに移植して開発されたもの。テキスト、入力のマスク、日付時刻、数値など用途別に最適化された入力用コントロールを収録し、日本での使用に便利な和暦や漢数字に対応しており、入力時のフォーカス移動や文字数制限、未入力時のウォーターマークの表示等も指定可能。 InputManJSの使用例、カレンダー機能は休日等を自由に設定可能 同社では入力以外のUIもカバーしたJavaScriptライブラリWijmo等を販売しているが世界共通モジュールとなっており、おもに日本のユーザ向けに入力機能の強化を望む声に応えた形で今回のInputManJSの発売に至ったという。 モジュール全体は約600Kバイトと軽量、高速に動作し、Windows、Linux、iOS上でHTML5に対応する主要ブラウザ(Internet Explorer 11、Microsoft Edge、Chrome、Firefox、Safari)をサポート。AngularJS/Angularのディレクティブを備え、ReactやVue.js等のJavaScriptフレームワークにも対応、TypeScriptを使用した開発も可能となっている。 価格はサブスクリプション形式で、1開発ライセンスが16万2,000円、配布ライセンスが64万8,000円。2年目以降の更新価格は両ライセンスとも16万2,000円(価格はいずれも8%税込)。 InputManJS URL:https://www.grapecity.co.jp/developer/inputmanjs/ グレープシティ(株) URL:http://www.grapecity.com/