エクセルソフト、最新版Excelsior JET 15.0をリリース

エクセルソフト（⁠株⁠）は、Javaアプリケーションを高速化・最適化するJava開発ツール「Excelsior JET 15.0」の販売を2018年5月9日から開始した。

新バージョンでは、インクリメントコンパイルにより、再ビルド時間が大幅に短縮する。また、プロファイルに基づく最適化（PGO）と組み合わせて、AOTコンパイラーがより良いコードを生成することができる。

Excelsior JET 15.0は、Javaアプリを高速化および最適化し、リバースエンジニアリングから保護する。Windows、Linux、OS Xに対応。Javaアプリケーションやコンポーネントであるクラスファイルを、Windows上ではEXEおよびDLLファイルに変換。Linux、OS X上では実行ファイルおよび共有オブジェクトに変換する。

変換されたネイティブコードの実行ファイルは、Javaのクラスファイルよりも高速に動作し、かつ、Oracle JREを必要としない。また、日本語インストーラーを含む10か国語のインストーラーを作成できるJetPackⅡが搭載されており、Excelsior JET 15.0で作成されたアプリケーションのインストーラーを容易に作成することが可能だ。

Excelsior JET 15.0の新機能および強化機能: 64ビットのExcelsior JETコンパイラーは、変更された.jar/.warファイルのみを再コンパイルするため、ビルド時間を大幅に短縮する。; 新しい最適化は、特にPGOと組み合わせた場合に、AOTコンパイラーがより良いコードを生成するのを助ける。
ランタイムエンジンでのメモリ管理と同期の最適化により、メニーコアサーバーとクラウドインスタンスでCPU使用率およびスループットが向上する。; 開発者環境; エンドユーザー環境; 価格

CPU	32ビット：SSE2 サポートのIntel x86 または互換 CPU
64ビット：x64（AMD64 / Intel64 または互換）CPU
メモリ	1.5GB以上（3GB以上を推奨）
ディスク容量	1.5GB以上
OS	Windows：Windows10、8.x、7、Server 2012/Server 2008 R2
OS X：OS X 10.8、10.9 または 10.10
Linux：Kernel 2.6.32またはそれ以上、glibc 2.12またはそれ以上

CPU	32ビット：x86（インテル Pentium Pro 以上）または互換CPU
64ビット：x64（AMD64 / Intel64）または互換CPU
メモリ	ほとんどの場合、Oracle JREの実行に必要なメモリサイズと同じ
OS	64ビット実行ファイルは、64 ビットOSが必要
Windows: Windows10、8.x、7 SP1、Server 2012 / Server 2008 R2 SP1
OS X: OS X 10.8、10.9 または 10.10
Linux: Kernel 2.6.32 またはそれ以上、glibc 2.12 またはそれ以上
32ビット実行ファイルは、64 ビットシステム上で32ビットライブラリのインストールが必要

製品名	通常価格（税抜）
Excelsior JET 15.0プロフェッショナルエディション Windows版（1年間のベーシックサポート込み）	¥325,000
Excelsior JET 15.0プロフェッショナルエディション OS X版（1年間のベーシックサポート込み）	¥487,500
Excelsior JET 15.0プロフェッショナルエディション Linux版（1年間のベーシックサポート込み）	¥487,500
Excelsior JET 15.0エンタープライズエディション Windows版（1年間のベーシックサポート込み）	¥520,000
Excelsior JET 15.0エンタープライズエディション OS X版（1年間のベーシックサポート込み）	¥780,000
Excelsior JET 15.0エンタープライズエディション Linux版（1年間のベーシックサポート込み）	¥780,000

エクセルソフト（⁠株⁠）　Excelsior JET 15.0: URL：https://www.xlsoft.com/jp/products/jet/index.html