BoostIO、Issueに賞金をかけられ、解決したコントリビューターが受け取れるサービス「IssueHunt」リリース

6月20日、株式会社BoostIOは「IssueHunt」というOSS開発者向けのサービスをリリースした。

IssuehHuntを使うことで、GitHubで公開しているプロジェクトのIssue(ソフトウェアのバグや追加したい機能)に個別に賞金をかけることができ、そのIssueを解決したコントリビューターにはそのお金を受け取れる仕組みを提供する。なお、コントリビューターからのプルリクエストをマージすることで、このプロジェクトの運営者も賞金の20%の額を受け取ることができる(賞金からこの額を引いて、さらにサービス手数料の10%を引いた額が実際の報酬となる⁠⁠。この賞金自体は、プロジェクトの運営者が最初から設定したり、そのソフトウェアのファンが直してほしいIssueに投げ銭(寄付)として設定できる。

IssuehHuntを利用した事例として、BoostIO社のサービス⁠Boostnote⁠におけるIssueの解決がある。この修正では「Boostnoteに対してカスタムCSSを追加したい」というユーザーの意見から、2人による投げ銭で48.5ドルの賞金が設定され、この問題を修正した開発者に送られた。このように、⁠自分のプログラミングスキルを活かし、賞金を獲得する開発者」「細かいバグで人を雇うほどでははないが、修正するリソースが自社にない」といった開発者と運営者のマッチングをおこなえる。

画像
IssueHunt
URL:https://issuehunt.io/

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