2019年2月5日、一般社団法人ウェブコンサルタント協会設立記念セミナーがホテルメトロポリタンエドモント(東京・飯田橋)にて開催された。
同協会は、2018年10月11日に設立した、ウェブコンサルタントの育成・普及を目的とした団体で、今回、その設立を記念し、同協会代表理事の権成俊氏(株式会社ゴンウェブコンサルティング代表取締役)および理事の村上佐央里氏(株式会社ゴンウェブコンサルティング取締役)両名によるセミナーが行われた。
権氏は「ウェブコンサルタントの役割と展望」と題したセッションを行った。
権氏は、ビジネスにおけるデジタルトランスフォーメーションの動きともに、現状のWebの価値を紹介し、「消費者が今、Web中心に動いている中、ビジネスを推進するためにデザイン思考が重要です。そして、3C(Customer/Competitor/Company)にデザイン思考を取り入れるための存在として求められるのが、ウェブコンサルタントになります」と、ウェブコンサルタントの必要性・重要性を説明した。
次に登場した村上氏は、ウェブコンサルタントの具体的な業務内容について「ウェブコンサルタントの道具箱」と題したセッションを行った。現在、同協会が推奨するものとして「ユーザモデル分析」「競合調査」「カスタマージャーニーマップ」「戦略キャンバス」「一気通貫表」の5つのツールを取り上げ、それらについて、実際の企業の事例のコンサルティング内容とともに、わかりやすく解説した。
2019年春より会員登録・講座スタート
同協会は、ウェブコンサルタントの育成と普及を目的に、資格制度や会員制度を開始する。
現状のロードマップは以下のとおり。
- 協会の会員申し込みは2月下旬から3月上旬
- 各講座の申し込み・開始は2019年春
- 資格認定は2019年内から開始予定
詳細については、同協会のサイトにて発信する他、メールマガジンの登録により、メールで案内が届く。
- 一般社団法人ウェブコンサルタント協会
- https://www.webconsultant.or.jp/