料金は、Harvest Filesへのファイルアップロード、保存が、アップロードが完了したファイルの合計ファイルサイズ1GBあたり200円/月。なお、アップロードしたファイルの保存期間は2年で、2年を経過したファイルは削除される。Harvest Filesに保存したファイルのエクスポート(ダウンロード)は、通信量1GBあたり20円。扱える最大ファイルサイズは5GBまで。また、「SORACOM Harvest Files」はSORACOM Air for セルラー飲みのサービス。SORACOM Air for LoRaWAN, SORACOM Air for Sigfoxには対応していない。
リモートからセルラー経由で処理プログラム書き換え可能なエッジ処理カメラ「S+ Camera Basic」とエッジプロセッシングサービス「SORACOM Mosaic」
「S+ Camera Basic」(サープラスカメラ)は処理基板にRaspberry Piを使用してエッジプロセッシングが可能なネットワークカメラ、通信モジュール、SIM、カメラ、電源を一体化 し、電源を入れるだけで通信も含めて稼働する初期パッケージとして用意されている。カメラのレンズは回転可能で、プログラムにより向きを変えることができる。
「S+ Camera Basic」 は当面トライアルパッケージとして提供される。これには、「S+ Camera Basic」5台、3ヵ月の各種サービス利用料、カメラ利用の1dayトレーニング(オンサイト×1日)、S+ Cameraスタートコンサルティング(8時間相当)が含まれる。また「SORACOM Mosaic」は、パートナー向けにプライベートベータが提供される予定。
スタイリッシュなリファレンスデバイスやSORACOM SIMの機能強化も
このほか、「SORACOM Air for セルラー」のデータ通信が利用できる新たなリファレンスデバイスとして、「M5Stack用3G拡張ボード」が発売となった。M5Stackはカラー液晶ディスプレイ、microSDカードスロット、スピーカー、コネクタ、バッテリをパッケージ化したコンパクト(約5cm四方)なデバイス。ESP32を搭載しており、ArduinoIDEやMicroPythonでの開発が可能となっている。センサー等の載った拡張基板をメインモジュールと組み合わせて機能拡張することも可能。