ITエンジニア向け情報サービス「TechFeed」を運営する(株)テックフィードは、エキスパート向けに特化した新サービス「TechFeed Pro」をリリースした。
TechFeedは世界中の技術情報を独自のアルゴリズムで自動収集し、集約してユーザーに届けるサービス。2016年にサービスを正式開始した。TechFeed Proはこのサービスをさらに強化し、情報の品質と精度を上げたほか、ソーシャル機能を備えたものとなっている。
TechFeed Proの設計にあたっては、30名以上のエキスパートから直接ヒアリングとユーザーテストを行った結果を活用しており、情報収集アルゴリズムを抜本から改善し、高度に専門的で質の高い情報をリアルタイムに得られるようになったとのこと。またエンジニア同士をリアルタイムでつなぐソーシャルネットワークを構築し、ユーザをフォローすることで、そのユーザのアクティビティ(どの記事をブックマークしたか、シェアしたか、等)をリアルタイムに受信できる。
さらにTechFeed Proでは、複数の情報収集エンジンが独立して動作する「マルチキュレーションエンジンシステム(Multi Curation Engine System: MULQS)」を独自に開発。エキスパートの発信に絞って取り込むもの、GitHubを監視するものなど、さまざまなエンジンが稼働している。それらのエンジンはON/OFFが可能なため、ユーザ自らの関心やスキルレベルに合わせて、情報の量と質を調整することができる。
現在はクローズドβ期間中で、招待を受けた方のみが利用できる。正式リリースは3月の予定。正式リリース時に既存のTechFeedサービスはTechFeed Proに置き換えられる。
招待を受けるには、すでにチケットをお持ちの方々から入手する方法のほか、Twitter上で抽選に参加する方法がある。TechFeed公式Twitterアカウント(@techfeedapp)をフォローした上で、「#TechFeedPro使いたい」というハッシュタグを付けてツイートを行うと抽選に参加できる。
また、今回のクローズドβ開始に合わせて「テックフィード公認エキスパートプログラム」が開始された。高度なスキルを持つエキスパートのフィードバックを採り入れつつ、サービス品質の向上を狙うのが目的。現在Web系を中心に23名の公認エキスパートが名を連ねている。
- TechFeed Pro
- URL:http://beta.techfeed.io