AUTOMATISTは、リクルーティング・オートメーション(RA)に進出。日本におけるAI人材採用業務の効率化を実現するため、ARA(Automatist’s Recruiting Automation)を発表、リリースした。ARAの導入により、企業の採用担当者は、採用活動に応募するAI人材の知見・能力のデータを速やかに取得することができる。このサービスをサービスサイトより提供を開始した。
ARAのサービスメニューは次の通り。
ARA Basic
ARA Basicは、採用候補人材のロングリスト化に最適。
採用担当者は、AUTOMATISTが開発したAI基礎力診断モジュールを通じて、速やかに応募者のAI基礎力をレーダーチャート化されたビジュアルで確認できる。基礎力チェックを行う診断モジュールは、スマホを使ったテスト形式で、所要時間は10分。診断モジュールは、AUTOMATISTが運営するAI人材育成事業「巣籠塾」で運用されている。
ARA
採用候補人材のショートリスト化と面接資料作成に最適。
ここで活用されているのが、AUTOMATISTが開発した「巣籠塾検定」。エンジニア系とビジネスパーソン系が用意されている。採用担当者は、A〜Dにランク分けされたグレードと、評価のレーダーチャートを受け取る。尚、採用候補者が一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)のエンジニア検定、ジェネラリスト検定を保有している場合、検定保有者を次のようにレベル分けすることが可能。
- ARA A判定 – JDLA検定保有者の上位10%以内に相当
- ARA B判定 – JDLA検定保有者の上位10%〜50%に相当
- ARA C判定 – JDLA検定保有者の上位50%〜100%に相当
- ARA D判定 – JDLA検定不合格に相当
ショート・コンサルティング
ARAで得た応募者のデータを適切な採用判断につなげる支援。
複雑で多様なスペックを共有するAI人材とAI求人の最適なマッチングを目指し、ARAでフィードバックされた結果を適切に活用するショート・コンサルティングを提供。AUTOMATISTが採用企業の製品・サービス、事業ドメイン、R&D、配属先チーム構成などを予め用意したシートを基に、人事担当者をヒアリング、ヒアリング結果を網羅的に分析し、適切なARAグレードを提示する。
人材データー分析サービス(2020年8月からを予定)
採用企業の募集ポジションに応募する人材データと、AUTOMATISTが保有する全体人材データをAI人材としての特性・レベル等から比較分析したレポートを提供するサービス。
詳細については、ARAウェブサイトを参照のこと。