グレープシティ株式会社は2021年4月21日、同社のWebシステム開発社向けJavaScriptライブラリ「Wijmo」の最新版201J v1をリリースした。
Wijmoは2013年発売以降、年3回のバージョンアップを行いながら、とくにフロントエンド開発の機能を拡充し、改善してきたプロダクト。Angular、React、Vue.jsなどのおもなJavaScriptフレームワークへの対応を強化しているのが特徴のJavaScriptライブラリ。
今回の最新版では、
- REST APIとのデータ連携を支援する「RestCollectionView」実装
- 地理空間データを可視化する「FlexMap」(ベータ版)実装
- 1レコード複数行グリッド「MultiRow」機能強化
- ピボットテーブルコントロール「OLAP」機能強化
- グラフコントロール「FlexChart」機能強化
- カレンダーコントロール「Calendar」および日付コントロール「InputDate」機能強化
などの新機能実装や機能強化が行われている。
RestCollectionViewは、基底(Base)クラスとして提供されるRestCollectionViewを、連携する各RESTサービスに合わせて拡張し、Wijmoの各種コントロールとバインドして使用することができるもの。
また、ベータ版としてリリースされたFlexMapは、データソースとしてGeoJSON形式のデータをサポートし、地図上のレイヤにプロットしたい地理情報(経度・緯度)の配列を設定することで、散布図やバブルマップなどの作成が可能となった。
その他、Wijmo 2021J v1の新機能詳細は下記ページを参照のこと。
- Wijmo 2021J v1
- https://www.grapecity.co.jp/developer/wijmo/release/2021-1