グレープシティ株式会社は、同社のJavaScriptライブラリ「Wijmo」の新バージョン2021J v2を2021年8月25日に、UIコンポーネントセット「ComponentOne」の新バージョン2021 v2を同8月27日にリリースした。
地域別データの可視化が簡便になったWijmo 2021J v2
Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリの最新版Wijmo 2021J v2は、今回のバージョンアップで地図情報を実装できる機能「FlexMap」が正式版として実装された。
FlexMapを使えば、たとえば、「地図上に鉄道やバスルートなどの交通情報を表示する」「地図に支店の所在地を表示し、バブルチャートで売上を比較する」「新型コロナウイルス感染患者の病床使用率を都道府県別にヒートマップで表現する」などの使い方ができる。
Wijmoの料金体系は、1年定額制のサブスクリプション方式となっており、最上位エディション「Wijmo Enterprise」の初回費用は1ユーザライセンスが13万2,000円(10%税込)、更新費用は5万2,800円(10%税込)となっている。
- Wijmo 2021J v2
- https://www.grapecity.co.jp/developer/wijmo/release/2021-2
.NET 5/Blazor対応強化、新コントロールが追加されたComponentOne 2021J v2
業務アプリケーション開発向け.NET/Xamarin/Blazor用コンポーネントを収録したスイート製品の最新版ComponentOne 2021J v2は、今回のバージョンアップで.NET5/Blazorの対応強化が行われた。
また、ASP.NET MVC用エディションで、Wijmo 2021J v2で正式搭載された地図可視化コントロール「FlexMap」が、ComponentOne 2021J v2にも追加搭載されることとなった。
- ComponentOne 2021J v2
- https://www.grapecity.co.jp/developer/componentone/release/2021-2