GitLab Inc.は5月22日(米国時間)、同社が開発するGitリポジトリマネージャGitLabの最新バージョン15.0のリリースを発表した。
15.0では40以上の機能改善が施されている。Wikiとして使えるWYSIWYGマークダウンエディタでは、各コードブロックがCSS、あるいは何の言語かひと目でわかるようハイライトされ、それぞれの構文もわかりやすく強調表示されるようになった。またリンクや画像をポップアップで編集できるようにするなど、便利な操作機能も加わった。
イシューの管理には、新たに「内部メモ」という機能が追加され、ユーザやグループによって表示される情報やデータを管理できるようになっている。
さらに、コンテナでの開発に便利な「コンテナスキャニング」の機能がすべてのGitLabレイヤに実装されている。これにより、開発者はコンテナイメージにインストールされている依存関係の既知のセキュリティの脆弱性を簡単に見つけることができる。
同社では、上記機能を含め各種のセキュリティチェック機能や複数組織にまたがる開発におけるコンプライアンス管理、ワークフロー管理機能を充実させ、GitLab 15.0をDevOps開発のプラットフォームとして活用するために最適な機能を多く採り入れたとしている。
なおGitLab 15のリリースを記念し、米西海岸時間6月23日8:00より オンラインでのローンチイベントも開催される。
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