PHPカンファレンス2010 ~次の世代のPHP~
PHPに関する国内最大のイベント、PHPカンファレンスが今年も開催されます。
今年で11回目となる『PHPカンファレンス2010』は、9月24日(金)と25日(土)の2日間に渡って開催されます。本稿では、直前レポートと題して、イベントの見所などを紹介します。
イベント当日は、昨年のレポートと同様に、PHPカンファレンス2010の様子を随時レポートしていきます。参加できない方も、Ustream(詳細は後述)でのリアルタイム中継やTwitterなどとあわせて、ぜひPHPカンファレンスの雰囲気を味わっていただければ幸いです。
イベント概要
今年のPHPカンファレンスは「次の世代のPHP」というテーマのもとに、「ビジネスデイ(24日)」「テックデイ(25日)」のプログラムが構成されています。
PHPカンファレンスに参加するためには事前の参加登録が必要になります。PHPカンファレンス2010のサイトより、参加登録を行ってください。
また、今年は会場に無線ネットワークが用意されます。講演の感想を Twitterにつぶやいたり(その際は公式ハッシュタグの #phpcon2010 をお使いください)、ブログにレポートをアップしたり等、ぜひご活用ください。
ビジネスデイ
ビジネスデイでは、システム開発・サービス提供企業の経営者の方や、ディレクション・マネジメントを行われている方向けに「オープンソーシャルとPHP」をキーワードに、市場のニーズの把握やソーシャル・プラットフォームのアプリならではの特徴や運用ノウハウなど、ソーシャルアプリを展開していくために有益な情報を得られる様々なセッションがあります。
基調講演は、国内で急成長を遂げているソーシャル・プラットフォームGREEによる、「GREE Platformの現状と今後の取組について」です。昨年の講演も評判がよかったので、今年はどんな話が聞けるのか楽しみですね。
テックデイ
テックデイでは、エンジニア向けに「次の世代のPHP」をテーマに、PHPの生みの親Rasmus Lerdorfさんが来日し、PHPの歴史から現在、未来に関しての講演があります。
また、今では使うことが当たり前になりつつある各PHPフレームワークの最新情報や、世界で5億人以上が利用している超巨大SNS「Facebook」の技術者による、同社が使用しているPHP高速化ツール「HipHop for PHP」の講演など、PHPの最先端技術動向を紹介するセッションが並ぶ、密度の濃い一日となっています。
基調講演は、PHPの生みの親Rasmus Lerdorfさん。2003年以来、7年ぶりの来日となり、このようなイベントでの講演は非常に貴重な機会と言えそうです。こちらも、どんな話が聞けるのか楽しみですね。
そして、午後のセッションでは「PHPの中の人によるパネルディスカッション」として、実際にPHP言語を開発している方や、ドキュメントの翻訳をされている方を交えてのパネルディスカッションもあります。このパネルディスカッションのパネラーとしてもRasmusさんが登場します。
その他
会場へのアクセス
会場は大田区の大田区産業プラザPiO(地図)です。最寄り駅は以下のとおりです。
- 京浜急行線京急蒲田駅東口より徒歩3分
- JR京浜東北線、東急池上・多摩川線 蒲田駅東口より徒歩13分
Ustream
PHPカンファレンスでは、今年も昨年同様にUstreamによるリアルタイムの映像配信が予定されています。
公式タグ
ブログやTwitter上で利用していただきたい、公式タグは「phpcon2010」です。 このタグを利用したブックマークやTwitterのタイムラインなどはフィードバックのページで共有されます。
おわりに
今年は、昨年レポートを担当したriafとwozozoと一緒に、公募した当日スタッフがレポートを掲載していきます。
スタッフの体制も一新したPHPカンファレンスをよろしくお願いします。
それでは、当日をお楽しみに!