ロボコン応援企画

11月に未来の科学者・技術者育成を目指すWRO国際大会が横浜で開催!全国の小中高校生と先生の出場者、運営ボランティアなど大募集!!

北京オリンピックが開催される今年、ロボットによる科学技術体験活動を通じて、青少年の創造性と問題解決力を育成する国際コンテスト「WRO 2008 Yokohama」が、2008年11月1日(土⁠⁠~2日(日⁠⁠、パシフィコ横浜で開催される。またこれにともなう国内予選やエキシビジョン大会も開催される予定。

会場にはデモンストレーション用のコースが設置された
会場にはデモンストレーション用のコースが設置された

開催に先だって、大会組織委員会から報道陣に対して、開催概要などが説明された。出場チームのほか、運営ボランティアや企業スポンサーを募るという。概要は以下のとおり

募集対象
  • 全国の小中高校生および先生

    国内各地の公認予選会では、初めて参加する人向けの講習会も実施される。

  • 運営ボランティア

    横浜国際大会、国内大会、福井エキシビジョン大会での運営ボランティア。さらに世界各国の通訳や現役エンジニアも大歓迎とのこと。

  • 企業スポンサー

    WROは協賛金や寄付金によって運営されている。

詳細はWRO Japan公式Webサイトを参照。また、参加問い合わせは事務局まで。

WRO Japan実行委員会 事務局

E-Mail:07event-info@afrel.co.jp

TEL:03-6214-2692

WROとは

WRO(World Robot Olympiad)は自律型ロボットによるコンテストで、国立シンガポールサイエンスセンターの発案で、2004年から始まった。日本においても、同センターの発案を受け、科学技術振興財団の協力のもと、2004年からボランティアベースで活動されている。なお、今年の3月にはNPO法人「WRO Japan」として組織されるという。

WROのこれまで

2004年にスタートしたWROは、昨年は23カ国・地域、総勢9,640チームが参加している。これまでの開催地などは下表のとおり。昨年は、日本のチームが金メダルを獲得している

WROのこれまで
開催地 日本チーム
第1回 2004年 シンガポール 日本からは4チームが参加した
第2回 2005年 タイ・バンコク市 中学チーム(銀杏ゲンボウ)が特別賞を受賞
第3回 2006年 中国・南寧市 奈良教育大学付属中学チームが3位入賞
第4回 2007年 台湾・台北市 磯子工業高校チームが金メダル、他入賞多数
第5回 2008年 日本・横浜市 国内予選は20カ所、600チーム参加(予定)
昨年の国内予選の模様(提供:WRO Japan)
※音が鳴ります。ご注意ください。

WROの特徴

WROでは子供たちによる競技のほか、今年から日本の発案により教育シンポジウムが開催される。これは、各国の教育現場で実践されているロボットを活用した教育内容、手法などを発表することで、指導者同士の交流の場が提供される。

WRO Japan
URLhttp://www.wroj.org/

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