HITACHI Open Middleware World 2008

6月17、18日の2日間、青山ダイヤモンドホール(東京・青山)において、⁠HITACHI Open Middleware World 2008」が開催された。主催は⁠株⁠日立製作所。17日は「企業価値向上のためのIT運用とは~運用管理者のためのJP1活用術~⁠⁠、18日は「企業の強みを最大限に活かすシステム構築とは~SOA実践を加速するシステム構築基盤Cosminexus~」をテーマとしてさまざまなセッションや展示が行われた。

本イベントは、同社の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」や、統合システム構築基盤「Cosminexus」など同社のミドルウェア製品を用いて、システム構築/運用を実現し、業務上の諸問題を解決する方法を紹介するもの。テーマに沿った各種講演やデモンストレーションに、訪れた来場者が聞き入っていた。

18日には基調講演として「企業競争力を強化する継続的IT改革のススメ」と題し、⁠株)日立コンサルティングの伊藤泰樹氏が壇上に立った。同氏は、システムがバラバラに作られたのでどこを修正してよいか判断できないといった、ITが変化について行けず革新を阻害している現状を解説し、SOAによってIT部門は情報を供給するサービス部門にならなければいけないと説いた。

基調講演のようす
基調講演のようす
基調講演を行う⁠株⁠日立コンサルティングの伊藤泰樹氏
基調講演を行う(株)日立コンサルティングの伊藤泰樹氏

展示会場では同社のミドルウェアや、それらと連携したパートナー企業のデモンストレーションが行われ、説明員の解説を熱心に聞く来場者の姿が見られた。

展示会場のようす
展示会場のようす
HITACHI Open Middleware World
URL:http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/open/events/omw/

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