グレープシティ(株)の、開発支援ツール30周年記念フォーラム「Toolsの杜(ツールのもり)」が2018年7月10日(火)に東京、八芳園で開催された。
基調講演では、最初に代表取締役社長の馬場直行氏が登壇し、同社が1980年に杜の都仙台から発足した背景や、開発支援ツールや各事業部の成長などが紹介された。
また、現在の主力ツールとして、Excel感覚でWebアプリを作成できる「Forguncy」やサイボウズのビジネスアプリ作成クラウドサービス「kintone」用プラグイン「krew」なども紹介された。
続いて登壇した、会長のDaniel Fanger氏は、自身が岩手県岩手町生まれであり、祖国のアメリカを訪問したのは25歳の時だったといったことから、子供の頃の写真など、同氏の生い立ちを紹介した。また、同社と関わりが深く、同氏が園長を務める「宮城明泉学園」についても紹介があった。
その後、前身である「文化オリエント」時代の製品のエピソードや苦労話などが紹介され、同氏が提唱するビジネスのキーポイントについて言及された。
最後に登壇したのは、ツール事業部の小野耕宏氏で、ツールを通じて開発者を支援する姿勢について紹介された。
最後に、同社のグレープシティという名前に因んで、以下の言葉で結ばれた。
「A Good Tree Bears Good Fruit.-良い樹は、良い実を結ぶ。-」