既報の通り、ジェフリー・エプスタイン事件に関連する発言で批判を浴び、Free Software Foundation(FSF)とMIT CASLの役職を辞任したリチャード・ストールマン(Richard Stallman)だが、ソフトウェアの世界から完全に身を引くわけではないようだ。ストールマンは9月26日、GNUプロジェクトのメーリングリストに「私はまだGNUプロジェクトの代表(the Chief GNUisance)である」とポストし、今後も代表としての活動を続けていくことを明らかにしている。
- GNU Project :Richard Stallman
「9月16日、私はFree Software Foundationのプレジデントを辞したが、GNUプロジェクトとFSFは同じ組織ではない。私はまだGNUプロジェクトの代表(the Chief GNUisance)であり、今後も続けていくつもりだ」 ―ストールマンのメールの内容はこれだけで、GNUプロジェクトの代表として今後どのように活動していくかについては触れられていない。だが少なくとも"過去の偉大な人物"になる気はまだないようだ。