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2020年1月17日RHEL 8.1をベースにした「CentOS-8 1911」リリース

CentOSプロジェクトのBrian Stinsonは1月15日(世界標準時⁠⁠、⁠CentOS Linux 8 (1911)」の一般提供開始(GA)を発表した。2019年11月にリリースされたRed Hat Enterprise Linux 8.1をリビルドしたバージョンで、すでにCentOSのサイトからダウンロード可能となっている。

[CentOS-announce] Release for CentOS Linux 8 (1911)
CentOS-8 (1911) Release Notes
FrontPage -CentOS Wiki

CentOS-8 1911のベースとなっているRHEL 8.1は、再起動することなくカーネルにパッチを当てられるライブカーネルパッチ機能を実装しているが、CentOS-8 1911でもこれがサポートされることになる。同様にRHEL 8.1で実現したコンテナやハイブリッドクラウド関連のアップデートも今回のリリースに含まれる。

カーネルバージョンはLinux 4.18で、インストール時の最小メモリサイズは2Gバイト以上だが、推奨されるのは4Gバイト以上。対応アーキテクチャはARM(aarch64⁠⁠、PowerPC(ppc64le⁠⁠、x86_64となっている。

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