Linus Torvaldsは8月2日
Linux 5.
Linux 5.
- メモリスラッシング
(memory thrashing) 発生時におけるスワッピングの改善、 またswapinessの最大値を200に - カーネル空間のデータ競合
(data race) を動的に検知する 「Kernel Concurrency Sanitizer (KCSAN)」 - 汎用的なパイプを活用したカーネル→ユーザ空間イベント通知メカニズム
- procfsにおける複数のプライベートインスタンスのサポート
(1つの名前空間に存在する複数のprocfsがそれぞれのマウントオプションをもてるようになる) - pidffdがsetns()の第1引数として指定可能になり、
プロセスの名前空間への関連付けが容易に - ARM64におけるセキュリティ強化
(ClangのインストゥルメンテーションパスであるShadow Call Stackのジェネリックサポート、 ARMv8. 5-BTIのカーネル/ユーザ空間でのサポート) - インライン暗号化ハードウェアのサポート
- 新たなセキュリティケイパビリティとして、
CAP_ SYS_ ADMINの特権がなくてもBPFの操作を実行できる 「CAP_ BPF」、 パフォーマンスモニタリングを実行できる 「CAP_ PERFMON」 が追加 - IPv6におけるマルチプロトコルラベルスイッチング
(MPLS) をサポート - IEC
(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議) によって 「IEC 62439-2」 として標準化されたプロトコル 「Media Redundancy Protocol (MRP)」のサポート
なおLinux 5.