今後の32bitサポートの行方(2019年2月バージョン)
これまでにも何度か話題になってきている
比較的シンプルな論理構造なので、
- まず現状として、
「i386のリリースISOイメージ」 はもう必要ない、 ということで全会一致している。 - 問題となるのは、
i386をいつまでサポートするのか、 より明確には 「20. 04 LTSのタイムフレームにおいて、 サポートしうるのか、 そしてそれは正当化されうるのか」 という点にある (「The real question is whether i386 is still supportable (and justifiable) as a release architecture at all in the 20. 04 timeframe.」)。
ここで想定されている
この前提のもとに、
端的には
逆に言えば、
なお、
オープンソースカンファレンス 2019 Tokyo/Spring
2月22日(金)、
日程 | 2019年2月22日(金) 10:00~18:00 |
---|---|
会場 | 明星大学 日野キャンパス 26号館 2F(OSC受付) 多摩モノレール 「中央大学・ |
費用 | 無料 |
内容 | オープンソースに関する最新情報の提供・ オープンソースコミュニティ、 オープンソースの最新情報を提供 |
主催 | オープンソースカンファレンス実行委員会 |
協賛 | 明星大学 情報学部 |
企画運営 | 株式会社びぎねっと |
ハッシュタグ | #osctk19 |
今週のセキュリティアップデート
- usn-3886-1:popplerのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2019-February/ 004768. html - Ubuntu 18.
10・ 18. 04 LTS・ 16. 04 LTS・ 14. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2018-20551, CVE-2019-7310を修正します。 - 悪意ある加工を施したPDFファイルを処理させることで、
DoSが可能でした。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-3887-1:snapdのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2019-February/ 004769. html - Ubuntu 18.
10・ 18. 04 LTS・ 16. 04 LTS・ 14. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2019-7304を修正します。 - ローカルの攻撃者が特権を取得することが可能でした。
- 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。 - 備考:典型的な利用方法の場合、
自動的に (この問題の影響を受けない) 2. 37. 1へ更新されているはずです。
- https://
- usn-3888-1:GVfsのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2019-February/ 004770. html - Ubuntu 18.
10・ 18. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2019-3827を修正します。 - 悪意ある入力を行うことで、
本来秘匿すべき情報を取得することが可能でした。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-3889-1:WebKitGTK+のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2019-February/ 004771. html - Ubuntu 18.
10・ 18. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2019-6212, CVE-2019-6215を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
WebKitGTKを利用するアプリケーションを再起動してください。
- https://
- usn-3890-1:Djangoのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2019-February/ 004772. html - Ubuntu 18.
10・ 18. 04 LTS・ 16. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2019-6975を修正します。 - 悪意ある入力を行うことで、
リソース過大消費によるDoSの誘発が可能でした。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-3850-2:NSSのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2019-February/ 004773. html - Ubuntu 12.
04 ESM用のアップデータがリリースされています。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-3891-1:systemdのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2019-February/ 004774. html - Ubuntu 18.
10・ 18. 04 LTS・ 16. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2019-6454を修正します。 - 悪意あるD-Busメッセージの入力により、
カーネルパニックの誘発が可能でした。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。
- https://