開発を行う際に環境を整備するのは時間と手間のかかる作業です。Webサイトには、Git(分散ソースレポジトリ。ローカル側でソースコードを管理することができるほか、ファイルサーバのバージョン管理も実施)やTFS(アプリケーション開発管理を行うVisual Studio Team Foundation Serverの機能をクラウドで提供。クラウドサービスやWebサイトに展開するアプリケーション開発・配置プロセスにも統合可能)のレポジトリから直接デプロイすることができ、指定したバージョンのリリースや、問題が発生時には特定のバージョンへ戻す作業も一気に行うことができます。これによりソースコード管理の手間を劇的に軽減します。さらに無償の簡易 Web 開発環境ツール「WebMatrix」(ウェブ・マトリックス)を利用すれば、Windows Azureの管理ポータルから、デプロイの設定を自動的に反映することもできます。Webサイトのギャラリーから各種アプリケーションを設定することもできるため、「アプリケーションの作成は得意だけど、環境周りは苦手で…」という方にとっては簡単に環境構築ができて、すぐに開発をスタートさせることができる夢のツールとなること間違いなしです。
運用サイドから見た強み。
【運用サイド(Operation)】
スケールの容易さ、切り替えの早さ、
運用時のラクラク感は「至福」のひと言。
独自ドメインの利用も
Windows Azure Webサイトの魅力は何かと問われれば、「運用のラクさ」に尽きます。中でも、スケールを切り替える際のスピードでは圧倒的な早さを体験できることでしょう。たとえばサイトの性能をアップさせたい時。フリー/共有/占有と3つのサービスから、共用インスタンスの数を変更する/共用インスタンスから専用インスタンスへ切り替える/専用インスタンスの数を変更するなどといったすべてのスケールを、わずか数秒で実行。これまで、サーバを構築・管理する局面でインスタンスの上げ下げを行う場合、インスタンスコントロールの単位はざっと見積もっても15分から30分といったところですが、Webサイトだとものの数秒で完了。このあっけなさを体感すると、これまでの手間は一体なんだったのかと思わずにいられません。また、基本的なリソースデータは自動的に取得され、管理ポータルですぐに確認できるため、サーバ増強のタイミングも逃しません。前回のアップデートでスケールできるインスタンス数の範囲も大きくなり、特殊なサイトでない限り、ほとんどの規模のサイトをさばけるサービスに進化しました。
クラウド連携スキルを高める無料ハンズオントレーニング開催!
クラウド環境でのアプリケーション開発事例が増えつつある現状を踏まえ、開発者向けに Windows Azure をテーマとした無料のハンズオントレーニングを連続開催します。
詳細、ご参加はこちらから↓