ファーストブック 生命科学がわかる
- 工藤佳久,都筑幹夫 著
- 定価
- 1,958円(本体1,780円+税10%)
- 発売日
- 2008.9.12[在庫なし]
- 判型
- A5
- 頁数
- 208ページ
- ISBN
- 978-4-7741-3613-4
サポート情報
概要
生命現象のしくみを解き明かそうとする生命科学。「iPS細胞」「遺伝子組換え食物」「遺伝子治療」など,生命科学の成果は,医療や食品,環境から,生命倫理まで,私たちの日常生活や考え方と密接に関わっています。今や生命科学は,文系理系を問わず,「現代人がよりよく生きていくための必須知識」といっても過言ではありません。本書は,断片的な情報ではなく,ミクロの視点からマクロの視点まで,有機的なつながりをもった知識として,生命と生命科学について知りたい人のための,やさしく,わかりやすい図解入門です。
こんな方にオススメ
- 生命科学について知りたい人
- 生物,ゲノムや遺伝子について興味のある人
目次
- 第1章 脳は高度な生命科学 ~脳のはたらきと情報伝達
- 第2章 多様な生物,無生物 ~生物とは何か
- 第3章 生物の生きかた ~エネルギー獲得と防御
- 第4章 物質から見る生命 ~生命活動を支えるタンパク質
- 第5章 情報の源「遺伝子」 ~セントラルドグマと遺伝子操作
- 第6章 生命科学からバイオ技術へ ~バイオ技術がひらくもの
- 第7章 生命の過去と未来 ~進化の歴史と生命科学の進む道
プロフィール
工藤佳久
1939年愛知県名古屋市生まれ。東京薬科大学名誉教授。著書「神経生物学入門」「神経薬理学入門」(いずれも朝倉書店),「生命科学への誘い」(分担執筆,東京化学同人)。専門は神経生物学,特にグリア細胞の機能解析。画像処理による脳機能解析。
都筑幹夫
1951年群馬県高崎市生まれ。東京薬科大学生命科学部環境ゲノム学科教授。著書「現代生命科学の基礎」(共著・編集,教育出版),「生命科学への誘い」「基礎生化学実験法第1巻 基本操作」(分担執筆,いずれも東京化学同人),「植物生理学」(分担翻訳,シュプリンガー東京)。専門は植物生理学,特に水界の真核および原核光合成生物の生き方を研究。
研究室ホームページ:http://www.ls.toyaku.ac.jp/~plant/