FX 「シグナル」を先取りして勝つ!
―稼ぐ人はなぜ相場の動きを読めるのか?
- 松田哲 著
- 定価
- 1,628円(本体1,480円+税10%)
- 発売日
- 2009.1.11[在庫なし]
- 判型
- 四六
- 頁数
- 232ページ
- ISBN
- 978-4-7741-3720-9
概要
FXで利益をあげ続けることは簡単ではありません。さらなるリターン獲得を目指す方、これからのリベンジを誓う方に、「先読みする力」を伝授するのが本書です。
相場が発する、「ここで買うべき」「ここで売るべき」というシグナルを読み、それを正しく解釈し、人よりも先に動ける投資家こそがマーケットから多くのものを得ます。『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』『外貨崩落』の著者・松田哲が、相場の動きを先取りして儲けに結びつけるための道具、そして考え方を徹底解説します。
こんな方にオススメ
- FX取引の経験が1~3年くらいの方
- FXの入門書を卒業した方
- さらなる投資収益のアップを狙う方、逆に、これからの巻き返しを目指す方
目次
第1章 つかみ取った「シグナル」をリターンに変える
- サブプライム問題も,初めは関心が薄かった
- 2回目のシグナルをとらえられるか
- 「相場は落ち着いた」とは考えられなかった
- チャートが発するシグナルは2つある
- サポートするかどうかは,そのときになればわかること
- ドル/円とユーロ/ドルの違い
- 大きなチャンスをものにするためにシナリオを描く
- ポンド/円のシナリオからユーロ/円も取りにいく
- 経済指標の予想値をもとにシナリオを組み立てる
- トレンド・ラインを引くときの心構え
- トレンド・ラインは,こう引けばいい
第2章 誰でも使える! 相場の動きを読むための道具
- 普通にやれば,誰がやっても負けるもの
- トレード・スタイル
- 勉強と実地の訓練が一番の近道
- 東京ニューヨーク・ローソク足チャート
- 東京ニューヨーク・ローソク足チャートを描く
- 東京NY・ローソク足チャートの最大の特徴は「窓」
- 買いか,売りかの道しるべになる
- リターンに結びつく典型的なパターン
第3章 東京ニューヨーク・ローソク足チャートで「シグナル」を先取りする
- 東京NY・ローソク足チャートのデータ・ベース
- 短い時間で窓埋めが終わらないことはシグナル
- 天井・大底の可能性を知らせてくれる道具
- ドル売りのシグナル,ドル売りが続くシグナル
- 115・00はチャート・ポイントになりやすい
- 売り相場で中途半端は禁物
- 後悔しないために1年の動きを知っておく
- 窓を埋めてリバウンド。売りのシグナルは消えず
- 目論見が外れた場合の準備も必要
- 売りのシグナルの10日後に,買いのシグナルが点灯
- 窓を埋め切れず,一時的にドル売りが勢いを増す
- 12月にリスクを取りにいくことはない
第4章 買うべきレート,売るべきレートを教える「シグナル」
- 正月の間も「クリスマス相場」
- 「放れた方向」に進むことを知らせるシグナル
- 窓が埋まるか埋まらないかは,誰にもわからない
- 窓を開けての急落が続き,103円台へ
- 窓埋めするかどうかの判断は思惑でよい
- 注目されるレートが特段の意味を持たないこともある
- ドル売りをひっくり返すタイミングが示された
- 天井・大底のレートはどこか目星を付ける
- 95・77から反転。窓を埋めて105円台に迫る
- 売りをハントしながら108円台に到達25
プロフィール
松田哲
早稲田大学法学部を卒業後、三菱信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)に入社。同行本店国際資金為替部にて外国為替、国際資金業務のエキスパートとして活躍。その後、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行、オーストラリア・コモンウェルス銀行などのチーフ・ディーラーを歴任。
2007年以来のドル/円相場の下落、リーマン・ショックの外貨崩落を見事的中させたことで、多くのFXトレーダーから絶大な支持を得ている。外国為替相場の長期トレンドを読み切ることを最も得意としている。
現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、個人・法人向けにコンサルティング業務を行う。
『FX 「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)、『FX短期売買の教科書』(扶桑社)など著書多数。
売買のタイミングをズバリ解説した、会員限定有料メールマガジン『松田哲の独断と偏見の為替相場』を好評配信中。