デジタル仕事術
仕事脳を強化する記憶HACKS(ハック)−ITツールを駆使して“第2の脳”を使いこなせ!
- 佐々木正悟 著
- 定価
- 1,738円(本体1,580円+税10%)
- 発売日
- 2009.8.7[在庫なし]
- 判型
- 四六
- 頁数
- 248ページ
- ISBN
- 978-4-7741-3939-5
サポート情報
概要
IT化時代のビジネスパーソンにとって,「記憶力」は他のいかなる時代と比較しても,重要な能力になりました。現代の「記憶力」とは,“人間の脳力をフォロー”するITツールを使いこなす技術を意味します。これまでの単純な「暗記力」に代わり,現代人に求められているのは,記憶力というものの本質を理解し,最先端技術の力を借りて,まったく新しいレベルの「記憶力」を操ることです。本書では,タスク管理,スケジュール管理,英語をはじめとする学習記憶の効率的な高め方,アイデア発想,さらには大量の情報をマネジメントすることまで,ITツールを活用した「記憶力」の用い方を,網羅的に紹介します。
こんな方にオススメ
- おもに30代~40代前半の,仕事のスキルアップに熱心なビジネスパーソン
- デジタルガジェットやPCをビジネスツールとして使いこなしている20代ビジネスパーソン
目次
序 章●ITツールが記憶をサポートする
- 記憶の天才もタスクリストを使う
- 脳をトレーニングする必要はない
- インターネット時代の記憶術
第1章●絶対に忘れないタスク管理
- なぜタスクを忘れるのか?
- 携帯電話がタスクをアラートする
- 携帯電話でタスクリストを管理する
- Macでタスクを一元管理する
- ネット上でタスクを管理する
- iPhoneでタスクを管理する
- PCで一日のタスク処理をシミュレートする
- 【考察】展望的記憶
第2章●スケジュールをIT記憶で管理する
- 成果を上げるためのスケジュール管理
- GoogleカレンダーとGmailでスケジュールを管理する
- アウトルックでスケジュールとタスク・メールを一元管理する
- Macでスケジュールを管理する
- 携帯端末でスケジュールを管理する
- 【考察】情報源健忘
第3章●「いつかやる」を「必ずやる」に変える記憶力
- 「いつかやること」をやり遂げるために
- ソフトウェアでアイデアを完璧に分類する
- メールで「今週の目標」を受け取る
- メモツールで「展望的記憶」を強化する
- iPhoneで予定とタスクとメモをまとめて管理する
- ネット上で「いつかやること」を共有する
- 【考察】記憶の状況依存効果
第4章●学習記憶を高めるITツール
- ITで学習効果は飛躍的に上がる
- インターネットの最新学習サイトで学ぶ
- オンライン辞書を使う
- 学習の目標を他人と共有する
- IT読書ノートをつくる
- 【考察】強化と強化子
第5章●記憶をノイズにしないテクニック
- 大量の情報を有効活用する
- ブラウザのブックマークを整理する
- 有効な情報だけスクラップする
- 個人が発信した情報を追跡する
- 「その他の情報」を一つのツールで管理する
- 【考察】意味ネットワークモデル
第6章●アイデアは記憶から生まれる
- アイデアと記憶の関係
- ブログのタイトルを考える
- アイデア発想のためのユビキタスキャプチャ
- オーディオブックを聴きながら散歩する
- 夢を見たらすぐ起きる
- 【考察】睡眠が洞察をもたらす
プロフィール
佐々木正悟
心理学ジャーナリスト。「ハック」ブームの仕掛け人の一人。専門は認知心理学。
1973年北海道旭川市生まれ。97年獨協大学卒業後,ドコモサービスで働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後,04年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。
,p>著書に,ベストセラーとなったハックシリーズ『スピードハックス』『チームハックス』(日本実業出版社)のほかに『ブレインハックス』(毎日コミュニケーションズ)『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』(ソーテック)など。ブログ「ライフハックス心理学」を主催