なぜクラウドコンピューティングが内部統制を楽にするのか
- 戸村智憲 著
- 定価
- 1,738円(本体1,580円+税10%)
- 発売日
- 2010.3.10[在庫なし]
- 判型
- 四六
- 頁数
- 224ページ
- ISBN
- 978-4-7741-4193-0
サポート情報
概要
ほとんどの企業ユーザーが内部統制の重要性やITツールの必要性を痛感しているにもかかわらず、なかなか内部統制対応が進まない事例を、筆者はたくさん見てきました。その重要とわかっていながらも遅々として進まない内部統制対応の最大の原因は、対応コストの高さであり、とりわけIT統制ツールの敷居の高さだと知りました。本書では、クラウドコンピューティングの技術により、それらが大きく改善されることを、富士ソフトABC、KDDI、セールスフォースドットコムでの実例を通して明らかにしていきます。
ご質問・ご感想・新たなご提案など、もしよろしければ、お気軽に筆者にお寄せ頂ければ嬉しく思います。
こんな方にオススメ
- クラウドコンピューティングのビジネス上の問題点を考えている方
- J-SOX、コーポレートガバナンス、内部統制、企業法務などをしている方
目次
- 第一章 なぜクラウドの活用をためらうのか
- 第二章 どうすれば賢くクラウドを活用できるのか
- 第三章 内部統制対応のボトルネックをクラウドは本当に解決するのか?
- 第四章 クラウドで内部統制対応は有利の進められるのか?
- 第五章 そもそもクラウドが広まってきたのはなぜか?
- 第六章 クラウドとセキュリティの問題や提供社選定はどうすべきか?
- 第七章 クラウド化のメリットや日本人のクラウド意識はどうなっているのか?
プロフィール
戸村智憲
日本マネジメント総合研究所 理事長。
早大卒。米国MBA修了(全米トップ0.5%に授与される全米優秀大学院生を受賞)。米国博士後期課程(Ph.D)中退。国連勤務にて、国連内部監査業務ミッション・エキスパート、国連戦略立案ミッション・エキスパート・リーダー、国連職員研修特命講師、国連におけるCSR運動である「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」広報などを担当。民間企業転出後、企業役員として内部監査室の統括や人事・総務管理室参事などを担当。BSCコンソーシアム公認BSCコンサルタントに招聘される。経営行動科学学会理事 兼 東日本研究部会長、(株)アシスト顧問、各社顧問も務めた。2006年7月1日の管理会計学会において、世界初でBSCを用いた収益戦略とリスク管理の一元管理手法であるSRBスコアカードを発表。米国でも論文審査に通過して掲載される。不正検査・監査等の専門資格である公認不正検査士(CFE)を取得し、監査法人の代表社員をはじめ、公認会計士や内部統制の講師・コンサルタントを指導する講師としても登壇。東京を中心に全国で年間120講演・研修に加え、コンサルティング、執筆活動も行う。岡山大学大学院の非常勤講師として内部統制・リスク管理の教鞭も執っている。NHK「クローズアップ現代」のTV出演・番組制作指導・監修担当や、NHKの世直しバラエティー番組「カンゴロンゴ」(宋文州さん、平幹二郎さんなどご出演)の番組制作協力なども行う。BS朝日・サンテレビ・日経CNBC「賢者の選択」に注目のコンサルタントとしてTV出演。現在、日本マネジメント総合研究所理事長、日本ERM経営協会会長、岡山大学大学院非常勤講師、内部統制・コンプライアンス推進協会顧問、(社)日本取締役協会会員、組織学会正会員、経営行動科学学会正会員、産業・組織心理学会正会員、(株)メイツ エグゼクティブ・アドバイザー、NPO全国社外取締役ネットワーク正会員などを務め、産学共に活動中。米国連邦航空局自家用パイロット、第一級小型船舶操縦士等の資格も取得。日経産業新聞にて日本の人気講師ランキングトップ3位に北野大さん(ビートたけしのお兄さん)と並びランクイン。 (社)看護協会における認定看護師セカンドレベルコースの講師や、(社)かながわ福祉サービス振興会の福祉介護におけるコンプライアンスの講師なども務める。指導先は上場最大手企業から中堅中小企業、金融機関、医療機関、官公庁・自治体、農協、介護施設、労働組合などまで幅広く担当。
筆者へのご連絡先:日本マネジメント総合研究所(JMRI)
電子メール:info@jmri.jp