「iPhoneアプリ & App Store」ビジネスのしくみ
<次世代コンテンツ市場の成功モデルがここにある!!>
- 中村理 著
- 定価
- 1,848円(本体1,680円+税10%)
- 発売日
- 2010.3.26[在庫なし]
- 判型
- A5
- 頁数
- 192ページ
- ISBN
- 978-4-7741-4212-8
サポート情報
概要
「出版」「ゲーム」「ソフト」ビジネスモデル崩壊!?App Store20カテゴリ・有料アプリ5460アイテムから,生き残るコンテンツ&モデルを徹底分析!
本書は,主にスマートフォンやタブレットPC上で,課金モデルのコンテンツを企画・制作している人,そうした市場への参入を検討している人に向けて,現時点で最も大きな市場である「App Store」を「Androidマーケット」「Kindleストア」などと比較しながら,次世代コンテンツ市場の特徴,ビジネスのしくみと問題点,技術面での基本的な知識,そしてそこでの成功のヒントを示したものです。新しいマーケットで成功しているコンテンツの全貌を可視化するために,売れ筋アプリの種類・機能・価格・容量なども調査&分析! すべてのコンテンツベンダー必見の一冊です。
こんな方にオススメ
- 次世代コンテンツ市場にチャンスを見つけたい小~中規模の企業経営者など
- 既存のパッケージコンテンツベンダー(ゲーム会社/ソフトハウス/出版社/印刷会社/ウェブサービス会社/代理店など)
目次
1章 なぜいま,iPhoneアプリ&AppStoreなのか
- 01 iPhoneアプリとApp Storeの特徴1
高い端末普及率とアクティブな市場 - 02 iPhoneアプリとApp Storeの特徴2
高い開発生産性と比較的安い開発コスト - 03 iPhoneアプリとApp Storeの特徴3
オープンな体制とグローバルな市場 - 04 iPhoneアプリとApp Storeの特徴4
スマートなアプリの入手と管理 - 〈コラム1〉iPhoneアプリとApp Storeの歴史
2章 なにが,iPhoneアプリとして提供されているのか
- 01 ソフト系アプリ
「iPhone=PC」のアプリ - 02 ゲーム系アプリ
「iPhone=ゲーム機」のアプリ - 03 書籍系アプリ
「iPhone=電子書籍ビューワー」のアプリ - 04 機器系アプリ
「iPhone=マルチデジタル端末」のアプリ - 05 サービス系アプリ
「iPhone=サービスクライアント」のアプリ - 06 ニュース系アプリ
「iPhone=ニュースビューワー」のアプリ - 〈コラム2〉ユニークな機器系アプリ
3章 そもそも,iPhoneアプリは儲かるのか
- 01 App Storeのビジネス的特徴1
ビジネスモデルとアプリ数 - 02 App Storeのビジネス的特徴2
ランキングとプロモーション - 03 App Storeのビジネス的特徴3
価格設定と課金システム - 〈コラム3〉iPhoneアプリ関連の媒体
4章 どこが,iPhoneアプリは技術的に優れているのか
- 01 iPhoneアプリの技術的特徴1
端末とOSの機能 - 02 iPhoneアプリの技術的特徴2
開発環境と開発言語 - 03 iPhoneアプリの技術的特徴3
仕様とUIデザイン - 〈コラム4〉iPadの仕様とKindleの仕様
5章 なにが,App Storeのカテゴリによって異なるのか
- 01[エンターテインメント]
- 02[教育]
- 03[ゲーム]
- 04[健康&フィットネス]
- 05[仕事効率化]
- 06[写真]
- 07[スポーツ]
- 08[ソーシャルネットワーキング]
- 09[天気]
- 10[電子書籍]
- 11[ナビゲーション]
- 12[ニュース]
- 13[ビジネス]
- 14[ファイナンス]
- 15[ミュージック]
- 16[メディカル]
- 17[ユーティリティ]
- 18[ライフスタイル]
- 19[旅行]
- 20[レファレンス]
- 〈コラム5〉App Storeに参入している企業
6章 なにが,App Storeの登場で変わったのか
- 01 App Storeの登場で顕在化しつつある問題1
中抜き現象とキャッシュフロー - 02 App Storeの登場で顕在化しつつある問題2
寡占市場と低価格への圧力 - 03 App Storeの登場で顕在化しつつある問題3
市場占有と価格交渉力 - 04 App Storeの登場で顕在化しつつある問題4
コミュニティとアフィリエイト
プロフィール
中村理
株式会社イノウ代表取締役。IT系出版社にて『イノベーションのジレンマ』『キャズム』などを手がけ,ビジネス書部門を立ち上げた後,独立。現在,コンテンツ-ソフトウェア-サービスの融合によるコンテンツサービス事業に邁進中。