改訂新版PICで楽しむUSB機器自作のすすめ 
                    
                  
                  
                  - 後閑哲也 著
 - 定価
 - 3,520円(本体3,200円+税10%)
 - 発売日
 - 2011.8.19[在庫なし]
 - 判型
 - B5変形
 - 頁数
 - 440ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-4781-9
 
サポート情報
概要
USB対応PICマイコンと、マイクロチップ社のUSBファームウェア「USBフレームワーク」を使えば、USB規格の詳細を知らなくてもUSB通信ができるようになります。
改訂新版では、より充実して使いやすくなった最新のUSBフレームワークの使い方や、USB対応PICを使ったデバイス・PIC側ソフト・PC側ソフトの作り方を、GPSロガーや周波数特性測定器などの実際の製作例により詳しく解説しています。さらに、USB機器を親機として使えるUSBホスト機能の解説も加えました。USB機器を自作するなら必携の1冊です。
こんな方にオススメ
- USB機器を作ってみたい方
 - USBホスト機能を使ってみたい方
 - USB機器のプログラム・ハードウェア作りのヒントを探している方
 
目次
第1章 USB 概要
- 1-1 USB とは
 - 1-2 USB 通信の概要
 - 1-3 USB コネクタを接続すると何が起きるか
 - 1-4 組み込みホストの動作概要28
 
第2章 USB2.0対応PIC マイコンの概要
- 2-1 USB20 対応PIC マイコンの種類
 - 2-2 8 ビットファミリのUSB モジュール
 - 2-3 16/32 ビットファミリのUSB モジュール
 - 2-4 ハードウェア設計方法
 
第3章 開発環境とUSB フレームワーク
- 3-1 ソフトウェア開発環境
 - 3-2 USB フレームワークの入手とインストール
 - 3-3 フレームワークの構成と提供クラスの概要
 - 3-4 組み込みホストの構成と提供例題の概要
 - 3-5 USB フレームワークの使い方
 - 3-6 デスクリプタ
 
第4章 HIDクラスの使い方
- 4-1 HID デバイスのソフトウェア基本構成
 - 4-2 温湿度計のハードウェアの製作
 - 4-3 温湿度計のプログラムの製作
 - 4-4 パソコンのHID ホストの製作
 - 4-5 組込みホスト用ハードウェアの製作
 - 4-6 HID 組み込みホストプログラムの基本構成
 - 4-7 HID クライアントのプログラム製作
 
第5章 CDC クラスの使い方
- 5-1 CDC デバイスのソフトウェア基本構成
 - 5-2 USB-RS232C 変換器のハードウェア製作
 - 5-3 USB-RS232C 変換器のプログラムの製作
 - 5-4 USB-RS232C 変換器のテスト方法
 - 5-5 CDC 組み込みホストプログラムの基本構成
 - 5-6 CDC 組み込みホストプログラムの製作
 - 5-7 周波数特性測定器のハードウェア製作
 - 5-8 周波数特性測定器のプログラムの製作
 - 5-9 周波数特性アナライザプログラムの製作
 - 5-10 周波数特性測定器の使い方
 
第6章 大容量記憶クラス(MSD)の使い方
- 6-1 MSD クラスのソフトウェア基本構成とファイルシステム
 - 6-2 GPS ロガーのハードウェアの製作
 - 6-3 GPS ロガープログラムの製作
 - 6-4 GPS ロガーの使い方
 - 6-5 MP3 プレーヤのハードウェアの製作
 - 6-6 MSD 組み込みホストプログラムの基本構成
 - 6-7 MP3 プレーヤのプログラムの製作
 - コラム IADを使った複合デバイスのデスクリプタの作り方
 
第7章 汎用USB クラスの使い方
- 7-1 汎用デバイスクラスのソフトウェア基本構成
 - 7-2 リモートPIO 端末のハードウェアの製作
 - 7-3 リモートPIO 端末のプログラムの製作
 - 7-4 汎用クラス対応組み込みホストの製作(MCHPUSB 編)
 - 7-5 汎用クラス対応ホストの製作(WinUSB 編)
 - 7-6 汎用クラスの組み込みホストプログラムの基本構成
 - 7-7 リモートPIO センターユニットの製作
 
- 参考文献
 
プロフィール
後閑哲也
1947年生まれ。子供のころに電子工作に魅了され、大学、仕事とすべて電子の世界を歩む。この子供のころからの電子工作の趣味の世界と、仕事としているコンピュータの世界を融合した遊びの世界をホームページや書籍で紹介し続けている。