パーフェクト
                    パーフェクト
Ruby on Rails
                    
                  
                  
                  
                  - すがわらまさのり,前島真一,近藤宇智朗,橋立友宏 著
 - 定価
 - 3,168円(本体2,880円+税10%)
 - 発売日
 - 2014.6.6[在庫なし] 2014.11.1
 - 判型
 - B5変形
 - 頁数
 - 432ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-6516-5 978-4-7741-6761-9
 
サポート情報
概要
Ruby 2.0の対応を見据え、MVCフレームワークRuby on Railsも4系になり、より高機能なWebアプリケーションフレームワークへと進化しました。本書は、RubyやRailsに関する基本的なことから開発や運用に活用するツール、Railsを拡張する方法など現場で役立つ知識を中心に、最新のRails4.1.1に対応した書籍です。初心者から中上級者までをカバーした実践的なWebアプリケーション開発手法を解説します。
こんな方にオススメ
- 普段Ruby on Railsを使っていて、一歩先の「レール」に乗りたい人
 - Ruby on Railsの学習を始め、これから本格的に使っていきたい人
 - 他のMVCフレームワークを扱ったことがあり、これからRuby on Railsを始める人
 
目次
Part 1 Rails ~ overview
1章 Ruby on Railsの概要
- 1-1 Railsを使う前に
 - 1-2 Railsの思想
 - 1-3 Railsをはじめよう!!
 - 1-4 scaffoldを使ってRailsでの開発を体験しよう
 
2章 Ruby on RailsとMVC
- 2-1 MVCアーキテクチャ
 - 2-2 モデル
 - 2-3 コントローラの役割
 - 2-4 ビューの役割
 - 2-5 MVCについてのまとめ
 
Part 2 実践テクニック
3章 アセット
- 3-1 Sprockets
 - 3-2 CoffeeScript
 - 3-3 Sass
 - 3-4 Turbolinks
 
4章 Railsのロードパスとレイヤーの定義方法
- 4-1 MVC以外の構成要素の扱い
 - 4-2 レイヤーを追加するgemの例
 
5章 開発を効率化するgem
- 5-1 サンプル用のRailsプロジェクトを用意する
 - 5-2 PryをRailsのコンソールとして利用する
 - 5-3 Hirbを使ってコンソール上のモデルの出力を整形する
 - 5-4 Better Errorsでエラー画面をよりリッチに表現する
 - 5-5 Springでコマンドを高速化する
 - 5-6 rails-erdでモデルのER図を生成する
 
Part 3 実践Webアプリケーション開発
6章 Railsアプリケーション開発
- 6-1 イベント告知アプリケーションを作る
 - 6-2 アプリケーションの作成と下準備
 - 6-3 OAuthを利用して「Twitterでログイン」機能を作る
 - 6-4 イベントの登録機能を作る
 - 6-5 イベントの閲覧機能を作る
 - 6-6 イベントの編集・削除機能を作る
 - 6-7 登録されたイベントへの参加機能、参加キャンセル機能を作る
 - 6-8 退会機能を作る
 - 6-9 落穂ひろい
 - 6-10 gemで機能拡張をする
 
7章 Railsアプリケーションのテスト
- 7-1 なぜテストコードを書くのか
 - 7-2 minitest/RSpec
 - 7-3 テストを実行するための環境を整える
 - 7-4 モデルのテスト
 - 7-5 コントローラのテスト
 - 7-6 ビューのテスト
 - 7-7 エンドツーエンドのテスト
 - 7-8 JavaScriptのテスト
 - 7-9 TDDの考え方
 - 7-10 CI(継続的インテグレーション)
 - 7-11 カバレッジと静的解析
 
8章 Railsのインフラと運用
- 8-1 はじめに ── DevOpsとは何か?
 - 8-2 VagrantでローカルにVMを作る
 - 8-3 Chefを用いた本格的なサーバ構成管理
 - 8-4 デプロイをする
 - 8-5 New Relicによるアプリケーションの監視
 - 8-6 serverspecとインフラのテスト
 - 8-7 終わりに
 
Part 4 一歩先行くRails
9章 より実践的なモデルの使い方
- 9-1 アーキテクチャパターンから見るRails
 - 9-2 複雑なバリデーションとコールバックを整理する
 - 9-3 DBに依存しないモデルを作るActiveModel
 - 9-4 値オブジェクト
 - 9-5 Concern
 - 9-6 サービスクラス
 - 9-7 終わりに
 
10章 Railsを拡張する
- 10-1 Railsを支えるgemたち
 - 10-2 Rack Middlewareを作る
 - 10-3 プラグインを作る - Railtieについて
 - 10-4 終わりに
 
付録 仮想マシンの構築とRubyのインストール方法
- A-1 Ubuntu DesktopをVirtualBox上にインストールする
 - A-2 rbenvを使ってRubyをインストールする
 
プロフィール
すがわらまさのり
新卒でSIerに就職し、数年の経験を積んだ後にWebサービスの開発・運用に関わりたいという思いから現職へ。GitHubやTwitterではsugamasao、はてなIDはseiunskyで活動しています。著書としては、『パーフェクトRuby』と『Webアプリエンジニア養成読本』(共に技術評論社)を共著で執筆しています。
前島真一
大学院卒業後、大手SIerに就職。Webの可能性を信じて転職し、現在はフリーランスのWebエンジニアとして活動している。ginza.rbとデザインビギナーズの主催者。主にブログの人として知られている。ウェブ上では基本的にはwillnetというIDを使っているが、netwillnetとしているときもある。
近藤宇智朗
id : udzura
業務システム→ECサイト→オンラインゲーム→技術おじさん、という経歴の雑食プログラマ。
2013年10月よりGMOペパボ技術基盤チームに在籍。三河出身福岡在住。『パーフェクトRuby』(技術評論社)にちょっと噛みした縁で、RackとSinatra/Padrinoの人と言われつつも執筆に参加。
橋立友宏
法学部卒の文系プログラマ。新卒で入社した大手SIerを退職してRails開発の世界へ入る。現在は(株)ウサギィにてRailsプログラマとして働いている。GitHubやTwitterなどではjoker1007というIDで活動している。仕事でコードを書くようになって2年半ぐらいだが、趣味で触っていた時期が長かったのでRails歴だけは無駄に長い。