新人エンジニアのためのスタートガイド
〜仕事の「困った」を解決する〜
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井上美奈 著
木村有希 著・監修 - 定価
- 2,200円(本体2,000円+税10%)
- 発売日
- 2025.5.23
- 判型
- A5
- 頁数
- 176ページ
- ISBN
- 978-4-297-14901-7 978-4-297-14902-4
サポート情報
概要
エンジニア内定者や新人研修を終えて配属されたばかりのエンジニアに向けて,未経験者ならではの壁と,その乗り越え方を紹介する1冊です。
コードの書き方は学んだけれど,他人が書いたコードの読み方はわからない。エラーメッセージの読み方がわからない。AIツールやバージョン管理ツールの使い方がよくわからない。会議に参加してみたら,周りが何を言っているのかさっぱりわからない。わかりやすい資料の作り方がわからない⋯。そんな若手エンジニアに向けて,コードの読み方や会議内容の理解,GitやAIの使い方など,実用的な情報までをイラストを交えながらやさしく解説します。
こんな方にオススメ
- 就職活動を終えた大学4年生
- 新人研修を終えて現場に配属されたばかりのエンジニア
目次
- まえがき
chapter1 エンジニアの「壁」の乗り越え方
- 1.1 エンジニアにとって大切な「挑戦と成長」
- 1.2 エンジニアの「壁」
- 1.3 学習方法
chapter2 コードを読もう
- 2.1 なぜコードの理解が重要なのか
- 2.2 コードの読み方を学ぶ前に
- 2.3 コードの読み方
- コラム:仕事で使われているプログラミング言語
chapter3 エラーに対処しよう
- 3.1 エラーの重要性
- 3.2 エラーの種類
- 3.3 エラー対処の方法
- コラム:よく使う 意味のない名前
- コラム:コマンドラインでパスワードを打ち込む
chapter4 生成AIを使いこなそう
- 4.1 生成AIとは
- 4.2 生成AIのリスクと対策
- 4.3 生成AIの活用方法
- コラム:生成AIの使い分け
chapter5 Gitを運用しよう
- 5.1 Gitの基本概念と基本操作
- 5.2 トラブルシューティング
- 5.3 Gitの運用方法
- コラム:TortoiseGitでGitをもっと簡単に
chapter6 会議に参加しよう
- 6.1 どんな会議があるのか
- 6.2 会議への参加
- 6.3 成功・失敗事例からの学び
- コラム:グラフィックレコーディングの魅力
chapter7 資料を作成しよう
- 7.1 なぜよい資料を作る必要があるのか
- 7.2 エンジニアがよく使う資料
- 7.3 よい資料に必要な「デザインの4原則」
- コラム:暖色と寒色
- Appendix:ショートカットキー
- Appendix:検索時の豆知識
- Appendix:ファッション
- あとがき
- 索引
- プロフィール
プロフィール
井上美奈
2020年度に新卒でNTTテクノクロスに入社。4年間,共著者である木村氏のもとでAWSの業務に従事し,主に基盤構築や保守運用を担当。現在は画像や映像の処理を専門に,機械学習の分野を学びながら取り組んでいる。
2022年にはQiitaのアドベントカレンダーで完走賞を受賞し,2023年にはJISA主催の技術コンテストで総合2位を獲得。また,技術書典15にて技術同人誌を出版するなど,多方面で技術力を磨いている。
木村有希
NTTテクノクロス株式会社所属。入社以来,法人向けアプリケーション開発プロジェクトに参画し,設計から開発,運用までの工程に携わる。現在はクラウドを中心としたWeb系のシステム開発および運用保守を担当し,合わせてクラウド関連の人材育成に注力している。
AWS認定資格12個を全て取得し,2024 Japan AWS All Certifications Engineersに選出。
本著では先輩社員目線でのコメントを執筆。エンジニアとしてのキャリアをスタートさせる方に向けて役立つ内容を提供することを目指している。