COMODO(COMODO ライフブック) 空き家で暮らす

「空き家で暮らす」のカバー画像
著者
石川理恵いしかわりえ加藤郷子かとうきょうこ 取材・文
定価
1,980円(本体1,800円+税10%)
発売日
2026.3.24
判型
A5
頁数
192ページ
ISBN
978-4-297-15464-6

概要

<古い家を選び、賢く直して住む>

~空き家バンク、相続、再建築不可、団地。条件の壁を越えて「ちょうどいい居場所」をつくった人たちの実例とノウハウ~

いま、住まい探しを取り巻く環境は厳しさを増しています。 首都圏を中心に地価や新築価格は上昇を続け、賃貸料や建材費の値上がりも家計に重くのしかかっています。「家を買うか、借り続けるか」という従来の二択に、行き詰まりを感じている方も少なくないはずです。こうした状況下で、第3の選択肢として検討したいのが「あえて古い家を選び、直して住む」という方法。

本書では、空き家バンクで見つけた物件や、相続した祖父母の家、あるいは旗竿地にある再建築不可の物件や古い団地など、「あるものを活かす」ことで新しい暮らしを始めた人たちを取材しました。彼らがどのように物件と向き合い、家族の住まいやお店として再生させたのか、その等身大のプロセスを紹介します。また、後半コラムでは、現状と実践的なノウハウを体系的にまとめました。

探す: 「長期空き家」の見つけ方と、持ち主へのアプローチ方法
直す: 生活の質を左右する「断熱・耐震」の考え方、DIYとプロに任せるバランス、安価に抑えるコツ
知る: 古い家ならではのデメリットと、リスクをどう許容し、納得して「乗り換える」か

無理なローンを組むのではなく、知恵を使って自分たちにちょうどいい住まいを手に入れる――現代の住宅事情に適応するための、現実的で前向きなガイドブックです。

こんな方にオススメ

  • 古い家を選び、直して住んでみたい人
  • 古い家のデメリットを克服して住み替えたい人
  • 「家族が増えた」「定年」などライフステージの変化による移住やUターンを視野に転居を考える人

目次

  • はじめに

case01 工作をするように、家をつくる暮らし

  • 安田太陽さん

case02 東京から埼玉に、50代の暮らし替え

  • 古森久美子さん

case03 シングルマザーがつくった、自分の居場所

  • セセさん

case04 旗竿地という選択の先に広がる可能性

  • 笹本直裕さん

case05 空き家に住んだから、カフェをはじめた

  • 白石信幸さん

case06 50代夫婦、築70年の平屋で2拠点暮らし

  • おおいしれいこさん、久米大作さん

case07 壊したら取り戻せないから、引き継ぐ選択

  • 大越威徳さん

case08 空き家再生をナリワイに、地域で暮らす

  • 小野千景さん

空き家DIY&リフォームに役立つプチ情報

番外編 オーナーチェンジで平屋を購入 大家になるのはあきらめました

  • 兵庫県Mさん

空き家関連インフォメーション

  • 空き家を取り巻く現状
  • 空き家探しのコツ
  • 物件購入の前に、確認しておきたいこと
  • 「先に物件探し」で大丈夫なのか
  • 耐震、断熱、補助金、新法律など、知っておきたいこと

interview 本当に空き家じゃなきゃ、ダメなの?

  • 黒澤健一さん

プロフィール

石川理恵いしかわりえ

ライター・編集者・伴走業。暮らしまわりの取材やインタビューを企画、編集、執筆。著書に『時代の変わり目をやわらかく生きる』(当社刊)、『自由に遊ぶ DIYの本づくり』(グラフィック社)などがある。NPO法人での不登校支援を経て、東京・東長崎に「こころの本屋」をオープン。書いたり話したりする会を開いている。

インスタグラム @cocoro_no_honya

加藤郷子かとうきょうこ

編集者・ライター。食と住、暮らしに関するテーマで雑誌、ムック、書籍の制作にたずさわる。編集担当書に『人と暮らしと、台所』(NHK出版)『私たちは本でできている』(オレンジページ)など。著書に『あえて選んだせまい家』(ワニブックス)『北欧テイストのリノベーション』(パイ・インターナショナル』など。

インスタグラム @chocozai