60分でわかる! 60分でわかる!
コンプライアンス 超入門

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著者
福田恵太Keita Fukuda岩渕絵里Eri Iwabuchi 編著
田畑瑠巳Rumi Tabata神田詠守Eishu Kanda中島永祥Eisho Nakajima 著
定価
1,760円(本体1,600円+税10%)
発売日
2026.4.27
判型
四六
頁数
160ページ
ISBN
978-4-297-15478-3

概要

企業コンプライアンスの全体を知っておきたい人、必携!
製品事故、会計不正、ハラスメント、SNS炎上、秘密漏えいほか
不祥事の予防と対応プロセスもわかる!

近年、企業や組織の不祥事発生時における初動対応の遅れや誤りから、企業イメージや評価を大幅に低下させる事案が続いています。

会社のコンプライアンスといえば、まずは経営層からの徹底が浮かび、それも不祥事を防ぐ上で不可欠です。しかし、従業員の立場であっても法律違反(贈収賄、インサイダー取引、談合など)、社内規定違反(不正経理、セクハラ・パワハラ、情報漏洩など)、社会規範違反(環境汚染、人権侵害、虚偽広告など)さまざまな場面でコンプライアンスは問われ、その対応は顧客、取引先にも影響するため、会社や組織全体で意識改革を促す必要があります。

本書は、コンプライアンスを、企業を取り巻く多様なリスクに対処するツールと捉えてその全容を理解し、各シーンでの対応まで解説します。

こんな方にオススメ

  • 会社全体のコンプライアンスを統括する立場にある人
  • 外部企業との窓口業務(営業や調達、広報)の担当者
  • 法務、人事、広報、労務、経営企画の従事者

目次

  • はじめに

Part1 コンプライアンスとは

  • 001 コンプライアンスとは「法令遵守」のこと?
  • 002 コンプライアンスの意義
  • 003 レピュテーション・リスク管理とコンプライアンスとの関係
  • 004 コンダクト・リスク管理とコンプライアンスとの類似性
  • 005 コンプライアンスとコーポレートガバナンス
  • 006 コンプライアンスと従業員の果たす役割
  • 007 コンプライアンスにおける説明責任の意義
  • Column ビジネスと人権への取組み

Part2 企業におけるコンプライアンス体制

  • 008 コンプライアンス体制の整備と経営層の役割
  • 009 コンプライアンスを統括する部門の設置
  • 010 コンプライアンス担当のブレーキとヘッドライトの役割
  • 011 社内規程の整備
  • 012 内部通報制度の整備
  • 013 役職員に対するコンプライアンス教育
  • 014 コンプライアンス体制のモニタリング
  • Column 体制づくりは手段にすぎない

Part3 平時のリスクマネジメント

  • 015 不祥事の予防・発見・対応
  • 016 不祥事予防のプリンシプル
  • 017 不祥事を発見する体制の整備(発見統制の重要性)
  • 018 リスク情報を伝達するメインラインとサブライン
  • 019 リスクを管理するスリーラインモデル
  • 020 1線のリスクオーナーシップの強化
  • 021 2線による1線の牽制と支援の機能
  • 022 3線の強化とあるべき内部監査
  • 023 リスクの特定・分析・評価
  • 024 リスクマップの作成と更新
  • 025 グループ企業の内部統制
  • 026 サプライチェーンの内部統制
  • 027 ビジネスと人権
  • 028 企業が求められる人権に関する取組み
  • 029 不正発見のためのアンケート調査の活用
  • 030 外部専門家との連携
  • 031 海外子会社の管理
  • Column 1.5線を活用する方法

Part4 有事のリスクマネジメント

  • 032 有事から平時に戻す不祥事対応のプロセス
  • 033 信頼のV字回復に向けた行動原理
  • 034 不祥事対応のプリンシプル
  • 035 事実調査の重要性
  • 036 事実調査の範囲と調査チームの構成
  • 037 事実調査の手法① 客観的証拠の保全・収集・検証
  • 038 事実調査の手法② 関係者へのヒアリング(供述証拠の収集)
  • 039 件外調査の必要性とその手法
  • 040 根本的な原因の解明 ~不祥事対応のプリンシプルの原則①~
  • 041 再発防止策の策定と実行 ~不祥事対応のプリンシプルの原則③~
  • 042 迅速かつ的確な情報開示 ~不祥事対応のプリンシプルの原則④~
  • 043 信頼回復を早めるための危機管理における広報
  • 044 あらゆるステークホルダーへの対応
  • 045 危機管理に失敗する3つのパターン
  • Column 「取引先の不祥事」のリスクへの対応

Part5 コンプライアンス違反の事例

  • 046 パワーハラスメントへの対応
  • 047 セクシュアルハラスメントなどへの対応
  • 048 製品事故への対応
  • 049 反社会的勢力への対応
  • 050 品質不正の防止
  • 051 会計不正の防止
  • 052 役職員の私生活上の犯罪への対応
  • 053 SNS上での投稿による炎上への対応
  • 054 サイバーセキュリティや情報管理の対策
  • 055 営業秘密の漏えいへの対策
  • 056 インサイダー取引に対する規制の遵守
  • 057 贈収賄に関する規制の遵守
  • Column 社会公共目的での共同行為と競争法

Part6 多岐にわたるコンプライアンス領域

  • 058 労務管理の重要性
  • 059 中小受託取引適正化法(旧下請法)
  • 060 フリーランス法
  • 061 知的財産の保護
  • 062 独占禁止法
  • 063 個人情報保護法
  • 064 消費者法のしくみと消費者保護の代表的な法律
  • 付録① 上場会社における不祥事予防のプリンシプル
  • 付録② 上場会社における不祥事対応のプリンシプル
  • 索引

プロフィール

福田恵太Keita Fukuda

プロアクト法律事務所 パートナー 弁護士・公認不正検査士

2008年弁護士登録、2012年クレド法律事務所開設、2025年プロアクト法律事務所入所。

企業のリスクマネジメント、不正調査に関する案件を多く取り扱う。競争法に関する案件の取扱いも多数あり、当局への対応に加えて、民間事業者間の損害賠償や差止請求の等の対応の経験も豊富。

岩渕絵里Eri Iwabuchi

プロアクト法律事務所 カウンセル 弁護士・公認不正検査士

2016年弁護士登録、2016年~19年三井住友信託銀行株式会社証券代行コンサルティング部勤務、2019年~プロアクト法律事務所勤務。

多数の不正調査・危機管理案件に携わるとともに、会社法・コーポレートガバナンスや株主総会支援、適時開示・インサイダー規制等に関する業務も扱う。複数の上場企業の社外役員にも就任。

田畑瑠巳Rumi Tabata

プロアクト法律事務所 アソシエイト 弁護士・公認不正検査士

2014年~20年検事任官、2020年弁護士登録、都内法律事務所を経て、2022年~25年

三菱UFJ信託銀行株式会社・法務部(兼リテールコンプライアンス部)勤務、2025年~プロアクト法律事務所勤務。

多数の不正調査・危機管理案件、企業のリスクマネジメントに携わるとともに、ビジネスと人権等のサステナビリティ法務にも注力している。

神田詠守Eishu Kanda

プロアクト法律事務所 アソシエイト 弁護士・公認不正検査士

2018年弁護士登録、2018年~19年弁護士法人GVA法律事務所勤務、2019年~2022年UiPath株式会社法務・コンプライアンス本部勤務、2023年~プロアクト法律事務所勤務。

多数の不正調査案件・危機管理案件に携わるとともに、アーリーステージを中心にスタートアップ支援にも注力している。

中島永祥Eisho Nakajima

プロアクト法律事務所 アソシエイト 弁護士・公認不正検査士

2022年弁護士登録、同年東啓綜合法律事務所勤務、2024年プロアクト法律事務所勤務。

多数の不正調査・危機管理案件に携わるとともに、会社法・コーポレート、訴訟等の紛争解決に注力している。

プロアクト法律事務所

企業の大規模な不祥事発覚など有事の危機管理対応を得意とする法律事務所。不正調査・調査委員会、コーポレートガバナンスなど適正な経営判断を導くための法的助言、社内調査、顧客対応・広報対応・当局対応といった現場対応、幅広く支援。著書に中央経済社刊・不祥事シリーズなど。