エンジニア選書 実践dbt入門
- 大橋潤,関山宜孝,豊原世将,中谷宙央,疋田宗太郎 著
- 定価
- 3,740円(本体3,400円+税10%)
- 発売日
- 2026.8.12
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 432ページ
- ISBN
- 978-4-297-15786-9
サポート情報
概要
データドリブンな意思決定の重要性が高まるなか、効率的で品質の高いデータパイプラインの構築のためのツールであるdbt(Data Build Tool)への注目が集まっています。本書では、dbtの基本的な使い方から、実践的なデータモデリング、品質管理、CI/CD連携まで、体系的に解説します。また、実際のビジネスシナリオに基づいたハンズオン形式の解説により、みなさん自身の課題に即座に適用できる知識を提供します。
こんな方にオススメ
- 現場でdbtを使っている、または利用を検討しているデータエンジニアやデータアナリスト、BI開発者、データウェアハウス管理者など
目次
第1章:dbtで解決するデータ変換の課題
- データ変換における従来の課題
- 現代のデータ基盤に求められるもの
- dbtとは?
- dbtによる解決策の全体像
- まとめ
第2章:dbtをはじめよう
- ハンズオンのセットアップ
- dbtプロジェクトの作成
- sourceの定義
- モデル構成の全体像
- stagingレイヤーの構築
- モデル間の参照(ref)
- martsレイヤーの構築
- マテリアライゼーションの設定
- Jinjaテンプレートとマクロによる共通処理の再利用
- dbtの実行
- ハンズオンの次に知っておきたいこと
- まとめ
第3章:チーム開発を支えるテスト、ドキュメント、CI/CD
- ハンズオンのセットアップ
- dbt testによるテスト実行
- dbtのメタデータ管理とドキュメント生成
- dbtにおけるCI/CDパイプライン
- ハンズオン:GitHub ActionsによるCI/CDパイプラインの構築
- まとめ
第4章:実践的データモデリング
- 本章で使用するdbtプロジェクト構成
- ビジネスシナリオと分析要件
- stagingレイヤーの実装
- intermediateレイヤーの設計
- ディメンショナルモデルの構築
- データマートの構築とハンズオン実践
- まとめ
第5章:データ品質管理の実践
- データ品質アセスメントと指標設計
- 開発段階での品質保証体制の構築
- 運用段階での異常検知と監視
- チーム間でのデータ品質情報共有
- テスト運用の実践知識
- まとめ
第6章:ワークフローエンジンによるdbtの運用
- ワークフローの実装
- 本番環境でのワークフローの設計と運用
- まとめ
第7章:レイクハウスにおけるdbtの活用
- データレイクからレイクハウスへ
- 本章のハンズオンの概要
- ハンズオン1:Icebergベースのレイクハウスをdbtで扱う
- ハンズオン2:複数プロジェクトで同じレイクハウスを扱う
- Icebergを利用するうえでの注意点
- まとめ
第8章:既存システムからのマイグレーション
- マイグレーションにとどまらない組織の変革へ
- 移行計画の立案
- 段階的な移行実践
- 移行後の改善と最適化
- まとめ
付録A:セマンティックレイヤーの紹介
- セマンティックレイヤーとは
- dbt Semantic LayerとMetricFlow
- ハンズオンの構成とプロジェクト配置
- セマンティックモデルとメトリクスの定義
- MetricFlow CLIによる動的クエリ
- 集計マートとセマンティックレイヤーの対比
- Apache Ossie
付録B:AIによるdbt設計・運用の効率化
- AIとdbt開発
- モデル設計・実装の支援
- レガシーETL移行支援
- MCPとAgent SkillsによるAIエージェント統合
- 実践ガイドライン
付録C:dbtトラブルシューティングガイド
- 体系的トラブルシューティング手法
- dbt実行モデルの理解
- dbt.logファイル解析の基礎
- コンパイルエラーのトラブルシューティング
- ランタイムエラーのトラブルシューティング
- 高度なトラブルシューティング技術
プロフィール
大橋潤
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社所属。SIerでのシステム構築・運用を経てAWSにクラウドサポートエンジニアとして入社し、アナリティクス関連サービスの技術サポートに従事。検索技術とデータエンジニアリング全般に関心あり。
関山宜孝
ビッグデータエンジニア。OSS dbtアダプターの開発に携わる。2026年よりデータ/AI企業にてStaff Forward Deployed Engineerとして勤務。2014年から2026年までAWSにてAWS Glueの開発・顧客支援に従事。
豊原世将
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社所属。プロフェッショナルサービスのデータアナリティクスコンサルタントとして、エンタープライズのお客様に対して、データ基盤構築やデータマネジメントなど、データ利活用を支援。
中谷宙央
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社所属。Webサービス開発を経てAWSへ入社し、クラウドサポートエンジニアとしてアナリティクス関連サービスの技術支援に従事。現在はコンサルタントとしてお客様のデータ活用を支援。
疋田宗太郎
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社所属。検索とビッグデータに関わる技術を中心に活動している。巨大なデータを効率よく柔軟に扱う技術と、それを支えるOSSに関心があり、OpenSearchやApache Icebergを好む。