Ubuntu 26.04 LTS 活用ガイド
――Linuxの基本操作からサーバ構築まで
- 水野源 著
- 定価
- 4,400円(本体4,000円+税10%)
- 発売日
- 2026.9.11
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 496ページ
- ISBN
- 978-4-297-15854-5 978-4-297-15855-2
サポート情報
概要
Ubuntu解説の決定版。個人で使う環境からネットワーク・インターネット環境まで、徹底解説。しかし難解ではなく、手順をおって丁寧に説明しているので、読む・試していくだけでUnixのコツがわかるようになります。エッセンシャルな技術知識をすいすい頭にインストール! これでコンテナ技術も自宅サーバ技術もなっとくの実践体験。ITを理解するにはOSから。本質を学ぶ・試す・使うの完璧読本です!
こんな方にオススメ
- Linux・Unixをこれから始めようとする初心者のみなさん
目次
第1章 Ubuntuを始めよう
- 1.1 OSとLinux
- 1.1.1 OS とは
- 1.1.2 OS の役割
- 1.1.3 Linuxとは
- 1.1.4 Linuxの特徴
- 1.1.5 ライセンスとオープンソース
- 1.2 Ubuntuとは
- 1.2.1 カーネルとディストリビューション
- 1.2.2 Ubuntuの歴史
- 1.2.3 世界中で利用が広がるUbuntu
- 1.3 Ubuntuを使うメリット
- 1.3.1 定期的なリリースと明確なサポート期間
- 1.3.2 自由なソフトウェアと豊富なパッケージ
- 1.3.3 誰でも無料で使える
- 1.3.4 有償サポートの提供
- 1.4 UbuntuコミュニティとCanonical
- 1.4.1 Ubuntuコミュニティとは
- 1.4.2 Canonical とは
- 1.4.3 Ubuntu Japanese Team とは
第2章 Ubuntuデスクトップを始めよう
- 2.1 Ubuntuデスクトップのインストール
- 2.1.1 デスクトップとサーバの違い
- 2.1.2 実マシンと仮想マシン
- 2.1.3 VirtualBox のインストールと仮想マシンの作成
- 2.1.4 実マシンにインストールするには
- 2.1.5 Ubuntu のインストール
- 2.2 Ubuntuデスクトップの利用
- 2.2.1 Ubuntu へのログイン
- 2.2.2 Ubuntu の初期設定
- 2.2.3 Ubuntu デスクトップの構成
- 2.2.4 アプリケーションの起動方法
- 2.2.5 デフォルトのアプリケーションを使う
- 2.2.6 Ubuntu のディレクトリツリーとファイルの管理
- 2.2.7 日本語入力の方法
- 2.2.8 ウィンドウの操作
- 2.2.9 ワークスペースの操作
- 2.2.10 Ubuntu の終了方法
- 2.3 Ubuntuデスクトップの設定と応用
- 2.3.1 Ubuntu の設定
- 2.3.2 Ubuntu のショートカットキー
- 2.3.3 GNOME Tweaks によるカスタマイズ
- 2.3.4 リムーバブルメディアの利用
- 2.3.5 アプリケーションのインストールとアンインストール方法
- 2.3.6 Ubuntu のアップデート
第3章 Ubuntuを管理しよう
- 3.1 コマンドの使い方
- 3.1.1 CLI とそのメリット
- 3.1.2 端末とは
- 3.1.3 コマンドの実行方法
- 3.1.4 Ptyxis の使い方
- 3.1.5 引数とオプション
- 3.2 マニュアルを読む
- 3.2.1 man コマンドの使い方
- 3.2.2 マニュアルのセクション
- 3.2.3 マニュアルを検索する
- 3.3 ディレクトリとパス
- 3.3.1 カレントディレクトリとは
- 3.3.2 カレントディレクトリを変更する
- 3.3.3 パスとは
- 3.4 sudoとroot権限
- 3.4.1 root ユーザとは
- 3.4.2 sudo でroot権限を行使する
- 3.5 ユーザとグループ
- 3.5.1 ユーザの管理
- 3.5.2 グループの管理
- 3.6 パーミッションによるファイルの保護
- 3.6.1 所有者と所有グループ
- 3.6.2 パーミッション
- 3.7 プロセスとジョブの管理
- 3.7.1 プロセス
- 3.7.2 ジョブ
- 3.8 ストレージの管理
- 3.8.1 ストレージの追加
- 3.9 ソフトウェア管理
- 3.9.1 APT によるパッケージ管理
- 3.9.2 PPA の活用
- 3.9.3 Snap パッケージシステム
- 3.10 アーカイブファイルの管理
- 3.10.1 tar を用いた圧縮アーカイブファイルの管理
- 3.10.2 ZIP を用いた圧縮アーカイブファイルの管理
- 3.11 CLIでテキストを編集する
- 3.11.1 CLI で動くテキストエディタの必要性
- 3.11.2 nano とは
- 3.11.3 nano の使い方
- 3.11.4 Vim とは
- 3.11.5 Vim の使い方
- 3.11.6 標準のエディタを変更する
- 3.11.7 Microsoft Editとは
- 3.11.8 msedit の使い方
- 3.11.9 sudoeditとは
- 3.12 Ubuntu Pro の活用
- 3.12.1 Ubuntu Pro とは
- 3.12.2 Ubuntu Pro のアタッチ
- 3.12.3 GUI を使ったUbuntu Pro のアタッチ
- 3.12.4 Kernel Livepatch の活用
- 3.13 Ubuntuのアップグレード
- 3.13.1 ディストリビューションのアップグレード
- 3.13.2 do-release-upgrade によるアップグレード
- 3.13.3 SSH 経由のdo-release-upgrade
第4章 シェルの活用
- 4.1 シェルとは
- 4.1.1 シェルとはOS を包むもの
- 4.1.2 グラフィカルシェルとコマンドラインシェル
- 4.1.3 コマンドラインシェルの種類
- 4.2 コマンドの連続実行
- 4.3 複雑なコマンドの記述方法
- 4.4 コマンドの終了コード
- 4.5 シェルのキーバインド
- 4.6 コマンドの強制終了
- 4.7 コマンド名や引数を効率よく入力するには
- 4.7.1 Tab 補完
- 4.7.2 文脈に応じた賢い補完
- 4.8 コマンド履歴
- 4.8.1 過去に実行したコマンドを再利用する
- 4.8.2 コマンド履歴を検索する
- 4.9 シェル変数と環境変数
- 4.9.1 シェル変数とは
- 4.9.2 環境変数とは
- 4.10 特殊な変数
- 4.10.1 シェルが持つ特殊な変数
- 4.10.2 デフォルトで設定されている環境変数
- 4.11 変数展開演算子
- 4.11.1 変数から特定の文字列を削除する
- 4.11.2 変数の存在を確認する
- 4.11.3 変数から文字列を抜き出す
- 4.11.4 変数の長さを調べる
- 4.11.5 変数の内容を置換する
- 4.12 特殊な文字のクオート
- 4.12.1 特殊な意味を持つ文字とは
- 4.12.2 クオート文字による違い
- 4.13 コマンドサーチパス
- 4.13.1 コマンドサーチパスとは
- 4.13.2 コマンドサーチパスの設定方法
- 4.14 エイリアス
- 4.14.1 エイリアスとは
- 4.14.2 エイリアスの定義方法
- 4.15 シェル関数
- 4.15.1 シェル関数とは
- 4.15.2 シェル関数の定義方法
- 4.16 標準入力と標準出力
- 4.16.1 標準入力と標準出力とは
- 4.16.2 リダイレクトとパイプ
- 4.17 シェル展開
- 4.17.1 変数展開
- 4.17.2 ディレクトリ展開
- 4.17.3 ブレース展開
- 4.17.4 算術式展開
- 4.17.5 コマンド置換
- 4.17.6 グロブ展開
- 4.18 シェルのカスタマイズ
- 4.18.1 シェルの設定ファイル
- 4.18.2 Ubuntu におけるシェルの設定
- 4.18.3 設定ファイルを分割する
- 4.18.4 履歴の保存件数を増やすカスタマイズ
- 4.18.5 履歴のあいまい検索を有効にするカスタマイズ
- 4.19 シェルスクリプト
- 4.19.1 シェルスクリプトの基礎知識
- 4.19.2 シェルスクリプトの実行方法
- 4.19.3 スクリプトを実行するシェルの違い
- 4.19.4 シェルスクリプトの書き方
- 4.19.5 シェルスクリプトのデバッグ
第5章 Ubuntuをサーバとして使おう 283
- 5.1 Ubuntuサーバのインストールとログイン
- 5.1.1 Ubuntu サーバのインストール
- 5.1.2 Ubuntu サーバへのログイン
- 5.1.3 サーバの再起動とシャットダウン
- 5.2 ストレージの管理
- 5.2.1 LVM とは
- 5.2.2 論理ボリュームを拡張する
- 5.2.3 LVM にストレージを追加する
- 5.2.4 スナップショットを活用する
- 5.3 ネットワークの管理
- 5.3.1 ネットワークの確認
- 5.3.2 固定IP アドレスを設定する
- 5.3.3 ネットワーク関連コマンド
- 5.4 サービスの管理
- 5.4.1 Ubuntu サーバにおけるサービス
- 5.4.2 systemctl によるサービスの制御
- 5.4.3 journalctl によるログの確認
- 5.5 サーバへのリモートログイン
- 5.5.1 OpenSSH の活用
- 5.5.2 OpenSSH のセキュリティ
- 5.6 ネットワークのセキュリティ
- 5.6.1 Ubuntuサーバのファイアウォール
- 5.7 サーバのメンテナンス
- 5.7.1 タイムゾーンの変更
- 5.7.2 サーバの状態を確認する
- 5.7.3 サーバのバックアップ
- 5.7.4 コマンドを定期的に実行する
- 5.8 設定ファイルの管理
- 5.8.1 Git の基礎知識
- 5.8.2 Git のインストールと設定
- 5.8.3 Git でバージョン管理を始める
- 5.8.4 Git の基本的な使い方
- 5.8.5 etckeeper を用いた設定ファイルのバージョン管理
第6章 Ubuntuでコンテナを動かそう 379
- 6.1 Dockerを使う
- 6.1.1 コンテナとは
- 6.1.2 Docker とは
- 6.1.3 コンテナの実行
- 6.1.4 独自のコンテナイメージを作成する
- 6.1.5 Docker 互換のコンテナ実行環境Podman を使う
- 6.2 LXDを使う
- 6.2.1 LXD とは
- 6.2.2 LXD のセットアップ
- 6.2.3 Ubuntuコンテナの起動
- 6.2.4 コンテナの操作
- 6.2.5 コンテナ内でのコマンドの実行
- 6.2.6 コンテナをネットワーク上に公開する
第7章 Ubuntuで家庭内サーバを構築する 403
- 7.1 Sambaでファイルサーバを構築する
- 7.1.1 ファイルサーバとは
- 7.1.2 Samba とは
- 7.1.3 Samba のインストール
- 7.1.4 共有フォルダの設定
- 7.1.5 ユーザの管理
- 7.1.6 クライアントから共有フォルダにアクセスする
- 7.2 Jellyfinでメディアサーバを構築する
- 7.2.1 Jellyfin とは
- 7.2.2 Docker Compose とは
- 7.2.3 Docker Compose でJellyfin を動かす
- 7.2.4 Jellyfin の初期設定
- 7.2.5 Jellyfin の使い方
- 7.2.6 DLNA サーバを有効にする
- 7.3 Cockpitによるサーバの管理
- 7.3.1 Cockpit とは
- 7.3.2 Cockpit のインストール
- 7.3.3 Cockpit の使い方
- 7.3.4 Cockpit に機能を追加する
第8章 インターネット上にUbuntuサーバを構築する
- 8.1 VPSを用意する
- 8.1.1 VPS とは
- 8.1.2 VPS を使うメリット
- 8.2 さくらのVPSでUbuntuサーバを使う
- 8.2.1 さくらのVPS とは
- 8.2.2 さくらのVPS でUbuntu サーバを起動する
- 8.2.3 パケットフィルタの設定
- 8.2.4 さくらのVPS の解約
- 8.3 Nextcloudサーバの構築
- 8.3.1 Nextcloudとは
- 8.3.2 Snapを使うメリット
- 8.3.3 Nextcloudサーバの構築
- 8.3.4 ポートの開放
- 8.3.5 Let's Encrypt によるSSL 証明書の取得
- 8.3.6 二要素認証を追加する
- 8.3.7 デスクトップクライアントを使ってファイルを同期する
第9章 Windows上でUbuntuを使う
- 9.1 WSLでUbuntuを使う
- 9.1.1 WSL とは
- 9.1.2 WSL のインストール
- 9.1.3 Ubuntu 26.04 LTS のインストール
- 9.1.4 日本語ロケールの設定
- 9.1.5 WSL のディレクトリツリーについて
- 9.2 GUIアプリケーションの実行
- 9.2.1 WSLg とは
- 9.2.2 GUIアプリケーションのインストールと実行
- 9.2.3 日本語フォントの追加
- 9.2.4 日本語入力の設定
プロフィール
水野源
1980年、神奈川県生まれ。北海道在住。日本仮想化技術株式会社に所属し、Linux、Ubuntu、仮想化、クラウドを中心とした技術検証や情報発信に携わる。プライベートではUbuntu Japanese TeamおよびUbuntuメンバーとして、日本におけるUbuntuの普及やコミュニティ活動にも参加。技術記事や書籍の執筆を通じて、初心者にもわかりやすく、実際の運用に役立つ技術情報を伝えることを心がけている。趣味は写真撮影。主に北海道内で、星景や野生動物を中心に撮影を行っている。ちなみにたけのこ派。