ゆる薬膳。って何?
薬膳というと、なんだか難しそうだし大変そう。薬膳のレストランで食べるものであって、自分で作れるわけがない……。
そんなあなたにおすすめしたいのが「ゆる薬膳。」わたしは薬膳を実践して、見境なく投資していた化粧品代が1か月10万円から
3000円に激減。さらに、体重がマイナス5キロ、肩こり、むくみ、花粉症、疲れ目などのトラブルも改善しました。
けれど、わたしは生薬がたっぷり入った薬膳料理を食べ続けたわけではありません。基本的に「ものぐさ」な性格。そのうえ生活は不規則。そんなわたしがしたことは「食べ方を変えた」だけ、です。
中医学(中国の伝統医学)では、昔から「食事で体調を整える」という考え方があります。食材ひとつひとつには、身体に及ぼす作用があり、季節や体調、体質に合わせてそれらを日々の食事に摂り入れることで、身体の不調を改善できるとしているのです。
スーパーに並んでいる身近な食材にはすべて、薬効があります。大切なのはいまの自分にとって必要な食材を摂り入れ、不必要なものはなるたけ控えること。「考えて食べる」ことが重要なのです。とはいえ現代人は忙しい! どうしても食べることは後回しになりがちです。そこで、「ゆる薬膳。」。
・ ゆる薬膳。とは
①スーパーの食材でOK
②外食でもOK
③缶詰でもOK
④コンビニでも実践可能
スーパーにある食材だけで調理できます。そして、料理を作れないときは外食のときに自分にとって必要な食材が入ったメニューを選べばOK。缶詰も使えます。コンビニにあるお惣菜やドリンク類も、ゆる薬膳を実践するための強い味方です。
だから、どんなに忙しくても、不精な人でもトライが可能。なにはともあれ、わかっていても「食べなくては」はじまりません。日々の生活で「どれだけ自分にとって必要な食材を摂り入れられるか」が大切です。毎日、コンスタントに摂取することで、確実に身体は変わっていきます。
「ゆる薬膳。」の実践のためには食材の効能を知っておくことが大切です。そのために役立てていただきたいのが『「ゆる薬膳。」食材事典』。この本では肉、魚、果物、加工品など身近な食材の効能をご紹介しています。日々のごはんを作るときに、また外食のときに、どの食材を摂り入れたらいいのか参考にしていただける一冊です。
そして「ゆる薬膳。」の効果を、さらにパワーアップさせるポイントになるのが、「季節」。ひとの身体は外界の影響を受けています。中医学では、「自然と人間は一体であり、自然によって生きることで健康や美容はおのずと手に入る」という思想があります。季節に合わせて、旬の食材を中心に、必要な食材を摂り入れることで1年中、トラブルのない身体に整うのです。
また、薬膳では「その季節に合った食養生をすることで、次の季節を快適に過ごせる」としています。たとえば、夏に汗で失った水分をチャージする食養生をしていれば、秋になってから乾燥によるトラブルに悩まされないのです。季節にそった食事の積み重ねが、若々しく健やかな身体づくりに役立つのです。
この本では、季節ごとにおすすめの食材をとりまとめて掲載しています。また1年を通して、コンスタントに摂り入れておきたい食材もピックアップしました。
各食材の効能を最大限に引き出す、薬膳レシピも「薬膳料理カタログ」としてご紹介しているので、ぜひ試してみてください。
食べることは、365日必ず毎日行うこと。そして「いまの身体は自分が食べたものによる結果」。日々の食事の積み重ねが明日の、5年、10年後のあなたの身体を作っています。
きょうから、ぜひこの本を手引きに、賢く食べこなして「パワフル&ビューティ」な身体を育みましょう。