Amazon Web Services(AWS)は、2006年のサービス開始以来、数多くのアップデートを継続的に続けています。本書初版刊行時(2022年)では、200を超えるサービスを提供するようになりました。現在では全世界に展開するインフラストラクチャが利用可能になり、あらゆる分野で利用可能なサービスが展開されています。
AWSの利用範囲も、スタートアップやWeb系企業での利用だけではなく、基幹システムや金融システムなどミッションクリティカルなエンタープライズや官公庁へと広がっています。
サービスが拡充し機能が豊富になるにつれて、これからAWSを利用しようとするユーザーにとっては、まず初めにどこから学習していくべきか難しいといった課題が出てきているでしょう。すでにAWSを解説するすばらしい書籍が多数存在していますが、1冊の本でAWSのすべてを網羅するには、無理があるようになってきています。
本書は、これから「AWSを触ってみたい」「AWSを学習したい」と思うけれども、多くのサービスがある中で「どこから入っていけばわからない」といったエンジニアを対象に執筆しています。
当然、本書のみでAWSのサービスをすべて解説するのは難しいので、AWSというサービスの考え方や基本的な使い方を理解していただくことを第一目的とし、以下のようにゴールを設定しています。
- AWSというサービスの基本的な考え方を理解する
- AWSの基本的なサービスを安全に利用できる
- 新しいサービスを利用する際に、利用方法を調べられる
細かい設定やもっと進んだ応用的な利用方法については、公式ドキュメントや外部の参考記事や書籍をなるべく多く紹介し、次のステップに進むための足がかりとなるようにしています。
これからAWSを学んでみたいという方にとって、本書がその一助になれば幸いです。