著者の一言

Amazon Web Services(AWS)は、2006年のサービス開始以来、数多くのアップデートを継続的に続けています。本書初版刊行時(2022年)では、200を超えるサービスを提供するようになりました。現在では全世界に展開するインフラストラクチャが利用可能になり、あらゆる分野で利用可能なサービスが展開されています。

AWSの利用範囲も、スタートアップやWeb系企業での利用だけではなく、基幹システムや金融システムなどミッションクリティカルなエンタープライズや官公庁へと広がっています。

サービスが拡充し機能が豊富になるにつれて、これからAWSを利用しようとするユーザーにとっては、まず初めにどこから学習していくべきか難しいといった課題が出てきているでしょう。すでにAWSを解説するすばらしい書籍が多数存在していますが、1冊の本でAWSのすべてを網羅するには、無理があるようになってきています。

本書は、これから「AWSを触ってみたい」「⁠AWSを学習したい」と思うけれども、多くのサービスがある中で「どこから入っていけばわからない」といったエンジニアを対象に執筆しています。

当然、本書のみでAWSのサービスをすべて解説するのは難しいので、AWSというサービスの考え方や基本的な使い方を理解していただくことを第一目的とし、以下のようにゴールを設定しています。

  • AWSというサービスの基本的な考え方を理解する
  • AWSの基本的なサービスを安全に利用できる
  • 新しいサービスを利用する際に、利用方法を調べられる

細かい設定やもっと進んだ応用的な利用方法については、公式ドキュメントや外部の参考記事や書籍をなるべく多く紹介し、次のステップに進むための足がかりとなるようにしています。

これからAWSを学んでみたいという方にとって、本書がその一助になれば幸いです。

(本書「はじめに」より抜粋)

菊池修治(きくちしゅうじ)

クラスメソッド株式会社 執行役員 クラウド事業統括本部 本部長。クラスメソッド

テクノロジーズ株式会社 代表取締役。

AWS Japan APN Ambassador 2019。メーカー系SIer,製造業のインフラエンジニアを経て2016年,クラスメソッドへジョイン。

・ブログ:https://dev.classmethod.jp/author/kikuchi-shuji/

深澤俊(ふかざわしゅん)

クラスメソッド株式会社 人材ソリューション部所属。

Web アプリケーションエンジニアとして様々な開発業務を行った後,SREとして1,000 万ダウンロードのスマホアプリインフラを運用した。現在はクラスメソッドにて生成AIを開発業務で使いこなすための内製化支援を開発,実施している。

・ブログ:https://dev.classmethod.jp/author/fukazawa-shun/

洲崎義人(すざきよしと)

クラスメソッド株式会社 AI事業本部所属。

AWS営業およびAWSエンジニアを経験後,2024年11月よりAI 事業本部にて生成AI関連のビジネス開発を担当。顧客開拓,イベント登壇,ワークショップ講師など幅広く活動している。技術的知見を活かし,最先端のAI技術を通じたお客様の課題解決に取り組んでいる。

・ブログ:https://dev.classmethod.jp/author/suzaki-yoshito/

伊豫谷優希(いよたにゆうき)

株式会社スリーシェイク Sreake事業部所属。

AWSテクニカルサポートおよびAWS認定インストラクター,SaaS企業の広報等を経て,現在はエンジニア部門のHRBPを担当。業務の傍ら,技術系コミュニティイベントの主催・登壇などの活動も行っている。

・ブログ:https://blog.3-shake.com/members/mossann