SE新書創刊1周年記念⁠著者メッセージ

SE、プログラマー、プロジェクトマネジャーの皆様に大好評いただいております「技評SE新書」に、待望の創刊第4弾が登場しました。

創刊1周年を迎え、ますますロングセラーとなっております技評SE新書シリーズの執筆者の方々にお話を伺いました。

SEの教科書(技評SE新書001)

著者の深沢隆司さんからのメッセージ:
「業務システム開発プロジェクトでは、さまざまな現実に直面します。本書では、なるべく既成概念にとらわれず、ひとつひとつ観察して対処を考え、試し、そして実際にうまくいったことについて書かせていただきました。当たり前のことは当たり前のこととしていかに実現するか、何かことがうまく運ばないときの本質的な問題点は何なのか、何か一歩踏み込んで考えるときの参考になればと思います。業務システム開発を、本来の楽しく、充実感を持てるものにしましょう!」

ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人(技評SE新書002)

著者の荒井玲子さんからのメッセージ:
「このままソフトウェア開発の仕事を続けていくのが、なんとなく不安。そう悩んだことはありませんか? ソフトウェア開発の仕事は、とてもクリエイティブで他の職にはない楽しみがあります。本書では、ソフトウェア開発の仕事を続けていきながら、自分を伸ばし、さらに仕事を楽しみ、技術者生活を楽しむ技術者の特徴を述べています。ソフトウェア開発で伸びる人になるのは、とても単純なことです。その特徴を身につけて、伸びる人になりましょう」

ソフトウェア開発の名著を読む(技評SE新書003)

著者の柴田芳樹さんからのメッセージ:
「ソフトウェアは人が開発します。そのソフトウェア開発で個人として成長していくには、必要な基礎知識や日々の態度(取り組み姿勢や心得)である「型」が存在します。初心者は、その型をまず修得する必要があり、先輩や上司はその型を意識して若手を育成する必要があります。本書で紹介している書籍では、ソフトウェア開発における型とは何かを示唆する多くの事柄が述べられていますので、本書をきっかけとして、興味を持たれた書籍を読まれるとよいかと思います」

UMLは手段(技評SE新書005)

著者の荒井玲子さんからのメッセージ:
「UMLを使ってみたけれど、なんとなくしっくりこない。そう考えたことのあるUML経験者は多いはずです。また、みんながUMLの細かいレベルまで使えるように、という風潮に疑問を感じる人もいるでしょう。本書は、UMLを使ってみようとする典型的な失敗プロジェクトを紹介し、なんとなくしっくりこなかった原因を明らかにします。UMLに対する誤解を解き、過剰期待をやめて、UMLを手段としてとらえ直してみませんか?」

実録 SEの履歴書(技評SE新書006)

編集担当のSEライフ編集部からのメッセージ:
「達人SEへのインタビューということで、中には「業界の有名人」と呼ばれるような方もいらっしゃいますが、皆さん本当に気さくな方ばかりです。⁠雲の上の人」のように感じていた人が、案外サラリーマン的な悩みを抱えていたりといった意外な展開もあります。SEの体験談といっても小難しい話は一切なし、IT業界の基礎知識がなくても一気に読むことができます。新書なのでどこでも手軽に開いて読めて、しかも読んで元気になる一冊。まずは書店でお手にとってご覧になってください(立ち読みしないで買ってね!⁠⁠」

いちばんやさしいオブジェクト指向の本(技評SE新書007)

著者の井上樹さんからのメッセージ:
「UML、MDA、AJAX、Ruby等々、ソフトウェア業界をにぎわす技術はさまざまありますが、オブジェクト指向はその多くに関係しています。また、今後もオブジェクト指向を基盤とする技術は次々出てくるでしょう。本書では、そんなオブジェクト指向の⁠考え方⁠を重点的に取り上げました。詳しい解説は大判の専門書に譲りますが、一読いただければオブジェクト指向の魂はつかめるかと思います。本書が、これからオブジェクト指向の世界に足を踏み入れていく方々の一助となれば幸いです」

新米リーダーの不安(技評SE新書008)

著者の渡辺紳一さんからのメッセージ:
「システム開発がいつまでたってもうまくいかないのは、現場のベテランエンジアのノウハウが明示化されておらず、若手から中堅エンジニアの実務に役立っていないことが大きな原因です。本書では、この状況を解消するため、筆者自身が経験して蓄積してきたノウハウを、業務分析/システム設計/マネジメントで発生するさまざな問題への⁠現実的な解法⁠という形でまとめています。また、解法だけでなく、その背景にある知識と使い方にも焦点を当て、知識をどう解釈して応用するのかについても詳しく述べています。本書を参考に、仕様策定/システム設計/マネジメントのすべてにおいて深く関与できる⁠プレーイングマネージャ⁠としてプロジェクトを完遂させてください」